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No5103
東吾妻山 1975.1m三等三角点峰
山行種別 山スキー
ひがしあづまやま 地形図

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山行期間 2015年4月22日(水)
コースタイム 兎平(9:27)→東吾妻山(10:55,11:31)→鎌沼南端(11:46)シール装着→鎌沼・酸ヶ平(12:26)→前大巓(12:48,13:10)→鎌沼・酸ヶ平(13:15)→鎌沼南端(13:35)→兎平(13:58)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
兎平駐車場から登り始める 栂平は広い平坦地 天気もまずまず
樹木の背が低くなると山頂も近い スキーをデポして東吾妻山の山頂へ移動する 東吾妻山の山頂からは磐梯山が正面に見える
山頂から見た中吾妻山方面 山頂の三等三角点 一切経山を見ながら滑降する
快適なオープンバーン リーダーの佐○さん 今年山スキーを始めた○島さん
鎌沼の南端に滑り降りる 鎌沼の東側を通って前大巓へ 前大巓をひと登り
前大巓の山頂 快適な前大巓の斜面 鎌沼めがけて滑り降りる
雪が無くなり木道になる 木道を歩いて雪を繋ぐ 栂平下部をトラバースして兎平駐車場へ戻る

行動記録
 吾妻山も福島市側の入山禁止の措置により東面からの入山が出来ないでいた。4月11日の磐梯吾妻スカイラインの開通に合わせて入山禁止も解除になったので東吾妻山へ滑りに出かけた。とは言うものの今でも一切経山の大穴火口から500m以内は立入が禁止されている。
 兎平駐車場へ車を駐めて出発準備をする。今日は佐○さんと、今年から山スキーを始めた○島さん、深○さんの4人パーティである。栂平へは右側から回り込むように登って行く。行き過ぎても小沢の窪に行き当たるので間違うこともない。栂平からはアオモリトドマツの樹間を縫うように登って行く。樹間は比較的開いているので天気が悪いときは同じコースを滑って来ても良い。東吾妻山の山頂へは1時間半もあれば登ることが出来る。
 勾配が緩くなり、樹木の背が低くなってくると山頂も近い。今年は雪が少なく、山頂手前で完全に雪が途切れてしまった。しかたなくスキーをデポして山頂への近道をさかすが、なかなか適当なところが無く、時間を費やしてしまった。東吾妻山の山頂には三等三角点があり、正面には磐梯山がきれいに見える。天気も良く中吾妻、飯豊連峰などもはっきり見える。しばし眺めを楽しんでからスキーデポ地へ戻って昼食休憩とした。
 いよいよ鎌沼へ向けて滑降開始である。うねりのひどい夏道を避け、塩ノ川の源頭にあたる窪に沿って滑って行く。雪の多い年にはきれいなオーブンバーンになっているのだが、今年は少ないようだ。それでも滑るに支障は無い。滑り降りたところは鎌沼の南端である。何時ものつもりでシールを付け直し、鎌沼の東側である蓬莱山の麓を酸ヶ平へと向かう。今年は余程雪が少ないのだろう、木道手前で雪が途切れてしまった。初めての体験だ。
 酸ヶ平避難小屋方面は雪がすっかり消えていた。しかたなく木道を西側へ歩き、前大巓の南側から取り付いた。ここだけは雪が残っている。20分ほどで前大巓の山頂に着く。いつもなら山頂から県境尾根が見通せるのだが、雪が無くてそこまで行けない。少し休んでシールを剥がした。
 前大巓のオープンバーンを鎌沼めがけて滑り降りる。計画では蓬莱山の東斜面を滑って兎平駐車場に戻るつもりだったが、酸ヶ平には雪が無い。結果として木道を歩いて蓬莱山に取り付くようになるのだが、登山道は立入が禁止されいる。スキーの場合は立入禁止範囲に入らなくても行けるのだが、立入禁止を無視しロープをくぐって歩くハイカーが後を絶たないようで、あらぬ疑いをかけられて、気分の悪い思いもしたくないので、鎌沼を半周して兎平へ戻ることにした。
 途中、少しだけ木道を歩いて再びスキーを履く。あとは車を置いてきた兎平駐車場へ滑り降りるだけである。今年の雪解けは、吾妻山に限らず何処の山も早いようだ。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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