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No5225
蔵王
山行種別 山スキー
ざおう 地形図

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山行期間 2015年12月6日(日)
コースタイム すみかわスキー場(9:42)→ゲレンデトップ(10:58)→1,585m地点(12:16,12:51→ゲレンデトップ(13:11)→すみかわスキー場(13:25)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
始めはゲレンデ端を登る 観光道路を登る 先行パーティーは蔵王山岳会
大黒天に出ると風が当たる オオシラビソの森 井戸沢源頭部
ヤブが埋まるにはまだまだ 今日の山頂は1,585mとした 同じルートで下山
後烏帽子岳 大黒天まではあっと言う間 ゲレンデをひと滑り

行動記録
 先週は荒れた天気になったお陰で山は雪が降った。宮城蔵王のすみかわスキー場も4日にオープンして、全コース滑走できるという。刈田岳にもスキーで登れるだろう。ならば行かねばなるまいという訳で、蔵王に向かうことにした。宮城県側の蔵王としては、この時期にスキーで登ることが出来るのは珍しい。自分としては、これまでで一番早い時期の蔵王ということになる。行くよと手を上げたら、パーティーはお馴染みの4人となった。山行計画は刈田岳までとしたが、予報では20m程度の風が吹きそうだ。無理せず行けるところまで行くことにしよう。
 遠刈田温泉ではまったく雪が無いが、エコーラインを登っていくと徐々に雪が現れる。やがてアイスバーンになり、滝見台の辺りでは登れなくなった車が3台ほどあった。すみかわスキー場にちょっと遅刻して到着。既に着いていた和◯さんと合流。登山届を出してスタート。スキー場には申し訳ないが、リフトは使わずに下から歩いて登る。装備のチェックと足馴らしが目的なので、ゆっくりと確認しながら登りたいのだ。リフトを使って早く上がっても、風が強い今日は風に叩かれるのが早くなるだけということもある。ゲレンデの端を登り、観光道路に合わせて歩いていく。歩いていくと和◯さんと深◯さんのビンディングの調子が悪い。調整をしてOKとなった。今日は全員が今シーズンのスキー始めだ。本格的な山スキーの前に、足馴らしをして装備や用具のチェックをするのが目的でもある。ゆっくり歩いていくが徐々に暑くなる。第3リフト乗り場を過ぎたところで体温調整。自分は中間着を1枚脱いだので、ジャケットの下はアンダー1枚になった。ゲレンデトップでひと息ついていると、リフトで登ってきたらしい3人の山スキーパーティーが先行していった。その後追いついたので見ると、知っている顔で蔵王山岳会の3人だった。彼らとトップを代わり登っていき、大黒天でエコーラインに合わせる。風がやや強いが、視界もあり蔵王としては普通という感じだ。時折雲の切れ間から太陽も顔を出す。
 見上げると刈田岳山頂部は相変わらずガスの中。時間も昼を過ぎたので、井戸沢を過ぎたところで今日の山頂とした。昼食を取っていると蔵王山岳会も登ってきて同じく昼食。今日はもっと風が強いことを予想していたのだが、たいした風でもなくラッキーだったといえる。風が強ければゆっくり昼食などとはいかないのだから。下山ルートも登ってきたとおりに道をなぞる。6ヶ月ぶりのスキーだが、昨日まで滑っていたかのように、何の戸惑いもなく滑っていくことが出来る。ゲレンデトップからは、あとみの壁を気持ちよく滑らせてもらう。レストハウスには13:25に着いてしまった。スタートから4時間と経っておらず、ちょっと物足りない感じだ。いやいや、シーズン初っぱなでもありこのくらい余裕があった方が良いのだ。さて、さて、これで6ヶ月間の山スキーシーズンのスタートを切ることが出来た。(K.Ku)

トラック コース=赤

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