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No5470
乳頭山(烏帽子岳)
1477.3m三等三角点峰
山行種別
山スキー
にゅうとうさん
地形図
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山行期間
2017年1月9日(月)
コースタイム
テン場(7:05)=孫六温泉入口(7:20,7:45)→孫六温泉(8:00)→田代平山荘(10:08,10:16)→乳頭山(11:00,11:12)→田代平山荘(11:36,12:02)→孫六温泉(13:21)→孫六温泉入口(13:32)
写真
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孫六温泉入口よりスタート
先達川沿いに歩く
乳頭山登山口
小尾根の急登にジグを切る
ブナ林を登る
オオシラビソの森に変わる
田代平の雪原
右に折れ山頂へと向かう
田代平山荘
古いツアー標識
森林限界の上に出る
ガスの山頂
オープンバーンを滑る
小屋へと戻り昼食
ツリーランを楽しむ
標高が下がると重い雪に難儀する
孫六温泉
乳頭温泉バス停
行動記録
テントを撤収して乳頭温泉に移動する。昨日とは違って曇り空に小雪が舞う暖かい朝だ。大釜温泉から孫六温泉の方へと入ると進入禁止となり、手前の除雪スペースに停めさせてもらう。川沿いの道を15分ほど歩くと孫六温泉手前の登山口に着く。登山口からは夏道沿いに歩いて行く。始めは時計回りに回り込むようにトラバースすると小尾根へ取り付く。急登で100mほど標高を上げると小ピーク。ちょっと下ってからブナの2次林を登っていく。昨日のスキートレースが複数あり、天気も雪質も良い昨日は楽しい滑りだっただろうと思う。今日は気温がプラスとまではいかないが高くて雪が重い。風がまったく無いのでとにかく暑く、アウタージャケットを脱いでも歩いていると汗がしたたり落ちるほどだ。樹林は標高1150m辺りからブナからオオシラビソに変わる。
やがて田代平という広々とした雪原に出た。ちょうどガスが薄れて乳頭山の山頂部も見えてきた。田代平から田代平小屋までは10分とかからない。田代平小屋は2階建てのしっかりした小屋だ。小屋の前でひと息つくと乳頭山の山頂を目指す。登っていくとやがて森林限界の上に出る。山頂が近づくとシュカブラで歩きにくくなったが、最後までスキーで登りきった。風が無いこともあり厳冬期というのに、アウタージャケットを脱いだまま山頂まで登れてしまった。山頂からは良い眺めと言いたいところだが、あいにくガスが濃くなり何も見えない。山頂の南側はすっぱりと切れ落ちていて、今日のような日はあまり近づかない方が賢明だ。10分ほどいたがガスに変化はないので戻ることにする。シールを剥がして田代平小屋まで滑り降りると昼食とした。
下りは往路を辿る。上の方はツリーランを楽しむこともできた。しかし、下るに従い雪は重くなりターンも思うに任せない。厳冬期であることを疑ってしまうまるで春先のような雪だ。慣れないメンバーもいるのでゆっくり滑るしかない。自然のフィールドを滑る山スキーは安全第一である。それでも思ったよりは時間がかからなかったようで、駐車場所には計画より30分早く着くことができた。昨日と同じくアルパこまくさで入浴すると帰宅の途についた。(K.Ku)
ルート図
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平28情複、 第162号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。
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