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No5743
東吾妻山(中退)
山行種別 山スキー
ひがしあづまやま 地形図

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山行期間 2018年1月14日(日)
コースタイム 井戸尻川・駐車地点(8:41)→蒲谷地・林道入口(8:47)→井戸尻川林道(11:03)→昼食休憩(11:26,11:51)→標高1580m地点(12:58,13:12)→井戸尻川林道(13:53)→林道入口(14:46)→駐車地点(14:49)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
井戸尻川脇の雪捨て場に車を止めさせてもらう 林道入口から入る 雪は深く結構なラッセルとなる
一昨年に伐採されたスギの造林地 風が吹くと木々から雪が舞い落ちる 樹林帯の中を登って行く
1407m標高点から尾根に上がる 今日は標高1580m地点で折り返す 今シーズン初滑りのF女史
山スキー2年目のWさん Aさんは30数年ぶりの山スキー サブリーダーのSさん
振り返ると東吾妻山がきれいに見える 林間の作業道を下る トップは滑らないがセカンドからは何とか滑る
林道は登ってきたトレースがあるので良く滑る 伐採地まで戻ってきた 林道入口に到着

行動記録
 30数年ぶりに山スキーを始めたいと言うAさんに合わせて山行を企画することになった。Aさんは山岳部の後輩で私と年齢は13歳違う。スキーは1級なので滑りは心配なさそうだが、山はスキー場とは勝手が違うのでどうなることやら。本人は装備をすべて新調して本気モードである。ルートはいつでも折り返せる蒲谷地から東吾妻山に向かうことにした。メンバーはいつの間にか増えて5人になった。
 車は蒲谷地の井戸尻川の橋の脇にある雪捨てのための除雪箇所、旨く止めれば4〜5台は駐車できる。身支度をして歩き始める。林道入口に入ると膝までのラッセルになる。今年は雪が締まらなくて何処に行っても深雪のラッセルを強いられる。伐採跡地を抜けスギの造林地へ入る。風が吹くと木々の雪が舞い落ちる。林道ゲートを過ぎしばらくは道形が残っている林道を進む。途中から小倉川へ向かう林道から離れて左の作業道へと入る。切りの良いところで落葉樹林帯の林間に入る。灌木が結構うるさい。ラッセルを交代しながら進み、井戸尻川林道の横断地点には11時03分に着いた。スノーモービルの音が雪原を走り回る。スノーモービルが走った跡の林道横断地点は段差が出来るぐらいだから、よくよく雪が締まっていないのだ。ここまで2時間20分かかった。
 平坦な雪原を進むと大きなオオシラビソが出てくる。すでに2時間45分が過ぎている。予定よりだいぶ遅れている。山頂まで登るのは難しそうだ。オオシラビソの大木の脇で早めの昼食休憩とした。ここからは本格的な登りだ。1407m標高点を通り斜面に取り付く。深雪だが、傾斜もあり樹間も空いているので帰りには滑りを楽しむことが出来そうだ。標高1580m地点で山頂到着予定の13時になってしまった。下降にどれほどの時間がかかるか計算できないので、ここで折り返すことにした。
 13時12分、シールを剥がして滑降に移る。標高1420mまでは快適な滑りが楽しめる。30数年ぶりに山で滑るAさんだが、すぐに深雪の滑りに慣れたようだ。ラストをサブリーダーのSさんにお願いし一気に下る。緩斜面に降りるとスキーは滑らなくなり下りラッセルになる。登ってきたトレースに戻って何とか推進滑降で進むことが出来た。雪原を抜け井戸尻川林道を横切る。ここからは樹間の狭い林間コースになる。慣れていないと苦労するが、全員何とか降りてくる。途中から右のカラマツ造林地に入り林間の作業道を下る。いつもは快適に滑ってくれるのだが傾斜が緩むとまるっきり滑ってくれない。このまま真下に下ると深雪でラッセルが大変になるので、左にルートを取り登りのトレースに戻ることにした。林間を横切っている作業道に出て左に折れ、ようやく登りのトレースに戻ることが出来た。
 踏んである登りのトレースは良く滑る。あっと言う間に伐採跡地のオープンバーンに出た。よし滑るぞと意気込んだもののウインドパックされた雪は、そう快適でもなかった。緩斜面の林道も固まったトレースは良く滑る。1時間30分ほどで林道入口に戻った。(I.I)

概念図

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