Fukushima toukoukai Home page
No5758
西大巓
1982.0二等三角点峰(廃止)
山行種別  山スキー
にしだいてん 地形図

トップ山スキー>西大巓

山行期間 2018年2月18日(日)
コースタイム
グランデコ(9:00)=第2クワット降り場(9:18,9:20)→不動沢・橋(9:27,9:37)→尾根取付(9:59)→南斜面下部(12:30)→西大巓(12:45,12:56)→昼食休憩(13:46,14:07)→不動沢・橋(14:20)→メリッセコース(14:29)→グランデコスキーセンター(14:49)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
リフトを乗り継いぐ 遊歩道の不動沢徒渉点・橋は雪の下 沢が一部顔を出している
尾根に乗る 植生がオオシラビソに変わる 標高1600m付近
一瞬だが青空が見えた 南斜面手前の登り 尾根に出るとホワイトアウト
西大巓の山頂で集合写真 高度を下げるとオープンバーンが出てくる 今年から山スキーを始めた遠○さん
山スキーは30数年ぶりだがスキーの腕は確かな阿○さん 山スキー2年目の涌○さん 中井○さんも快適に滑ってくる
緩斜面になると下りラッセルになる グランデコのゲレンデに出る スキーセンターが見えてきた

行動記録
 週末は強風警報が出て大荒れの予報である。風が吹いてリフトが止まっても歩いて登れる西大巓の計画を立てた。こんな時でもないとなかなか山域の調査は出来ない。グランデコスノーリゾートは土日は駐車料金がかかる。途中地吹雪で視界が無くなるときもあったが8時30分、予定通りにグランデコに着いた。インフォメーションに挨拶をし登山計画書を提出すると、ゴンドラは点検整備のため動かないと言う。動いているのは第1クワットだけ、もう少しで第2クワットも間もなく動くとのこのなのでリフト券2枚を購入し第1クワットに乗り込むことにした。
 リフトは順調に乗り継ぐことが出来た。第1クワットを降りたらレインボーコースを滑り第3クワットの下をくぐってメリッサコースに出る。遊歩道の不動沢の橋までは10分とかからない。シールを付けていよいよ登山開始である。下りに滑ることを考えてブナ落ちの斜面まで、トロ登りにコースを取る。20分ほど進んでブナ落ちの斜面に取り付いた。樹間も空いていて登りやすい。植生は灌木帯からブナやダケカンバに変わり、高度を上げると共にオオシラビソの樹林帯になる。樹間もほどほどに空いているので滑るのには絶好の斜面だ。一旦尾根に乗り緩やかに登って行く。西大巓の南西尾根は広いが高度を上げるとともにウネリも出てくる。コース取りによっては登りづらい場所もあるが、コース取りをミスしなければそう苦労はしない。降り続く雪で膝上のラッセルを強いられるところもあるが、今日は6人もいるので早めにラッセルを交代しながら高度を稼ぐ。一瞬だが青空が顔を出した。風も強くない。これだったら山頂まで行けそうだ。
 登りやすいところを進むんだら目論見よりも右に寄ってしまったが、12時30分にようやく南斜面の下部に着いた。予定より30分ほど遅れている。ここで下ってくるパーティとスライドする。南斜面はホワイトアウトで滑りを楽しむとはいかなかったようだ。南斜面を直登し尾根に出る。風は弱いが視界は無い。高いところに向かって歩いているうちに西大巓に着いてしまった。あやうく通り過ぎてしまうところだった。視界は無く、山頂で集合写真を撮ったらすぐに滑降に移る。尾根伝いに南東へ下り南斜面に入る。ホワイトアウトだが雪質は良い。快適にオープンバーンの下部まで滑り込むが、視界が無く登ってきたトレースが見えない。GPSで現在地を確認しようとするが、低温で電池がダウンして正確な位置を表示しない。いざと言うときに役に立たないGPSだ。南斜面のオーブンバーンの下部は山頂との高度差は100mほどなので右の南西尾根に向かって下りぎみにトラバースする。すぐに登ってきたトレースど出合った。
 雪が深いので南西尾根の中央まで行かずに、登ってきたトレースを使って下降する。何とか滑ってくれるのでありがたい。樹間も徐々に広くなり快適な滑りが楽しめる。緩斜面になったら登りのトレースに戻るようにして順調に高度を下げる。13時46分、高度を1500mまで下げたところで遅めの昼食休憩とした。樹林帯なので気温が低く雪は降っているものの風は無い。定番のカップラーメンとおにぎりだが、暖かい食事は身体が温まり助かる。とは言っても吹雪いているときなどは休憩は無しなので行動食はザックを降ろさないで食べられるようにポケットやポシェットの中に入れてある。私のお気に入りはスーパーで売っている一口塩ようかん。行動食は各自食べやすく好きなものをそれぞれ工夫しているようだ。
 食事をすませ、ほんのひと滑りすると不動沢の橋からトロ登りに付けておいたトレースと合わさる。滑り過ぎると10日前のようにシールを付け直すことになるのでトレースを追って橋へと向かう。不動沢を渡りトラバースしてグランデコのシリウスコースに出たのが14時29分ほぼ予定通りだ。ゲレンデは少しガスっているものの風も弱く、滑るに支障は無い。マッタリとゲレンデ内で寝転んでいるボーダーを避けながら滑って行き、スキーセンターには14時49分に着いた。インフォメーションに下山報告を行いお礼を言って帰路に着いた。
 今回は、南西尾根の状態をより知りたくて登ってみた。春のザラメ雪になれば緩斜面も良く滑ってくれるだろうからデコ平湿原まで快適に滑ることができると思う。今回のルートを国土地理院の傾斜量区分図に落としてみた。雪崩は傾斜角だけでなく植生や積雪内部の弱層によっても大きく変化するがルートを考える上で雪崩判断の一助にはなりそうだ。(和)

概念図

電子国土webで見る

 
傾斜量区分図(雪崩)
トラック 登り=赤 下り=青

 トップ



Copyright(C) 2018 福島登高会 All Rights Reserved.