Fukushima toukoukai Home page
No5809
西大巓
1982.0二等三角点峰(廃止)
山行種別  山スキー
にしだいてん 地形図

トップ山スキー>西大巓

山行期間 2018年4月8日(日)
コースタイム
グランデコ(10:33)=ゴンドラ・リフト=メリッサゲレンデトップ(10:55,11:05)→西大巓(12:12,12:22)→メリッサゲレンデトップ(12:44)→グランデコスキーセンター(13:02)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
スキーセンターに計画書を出して行動を開始する メリッサゲレンデトップから登り始める 樹林帯の中を登って行く
ニセピーク手前で先行パーティに追いつく ニセピークの巻に入る 西大巓への最後の登り
西大巓の山頂 ゲレンデトップへ向かって滑り降りる メリッセゲレンデに飛び出す

行動記録
 今日は磐梯吾妻スカイラインが開通予定だったので、兎平から谷地平へ下り東吾妻山を登り返して兎平に戻るつもりで高湯ゲートへと向かった。しかし途中の道路情報に開通延期の文字が表示されている。道路管理者に問い合わせをし確認をしたところやはり降雪のため延期だという。変更するにしても、これからの時間で山スキーができる場所を考えるが、思いつくのはグランデコから西大巓ぐらい。会の山行管理者に山域変更の承認をもらいグランデコへ向かうことにした。
 土湯トンネルを抜けると会津側はすっかり冬景色で、裏磐梯まで来ると細かな雪に変わった。標高が高いグランデコは今の時期では珍しいパウダースノーである。急遽山域を変更してグランデコへ来たので、まずはインフォメーションにて計画書を提出しリフト券を購入する。上部は雪雲に覆われて全く西大巓が見えない。寒気が入り天候が悪いとわかっていたが今の時期のパウダーは曲者である。第4クワットは、現在稼働していないのでゴンドラから第3クワットを乗り継ぎ西大巓を目指すことにした。何度も西大巓には登っているのだがこちらから登るのは初めてである。下降では使ってたことのある相棒の渡○さんと共に過去のログデータを見て登り始める。
 登り始めるとすぐに先行者のトレースと出会う。トレースを追いながらGPSにて現在地を確認、途中から登山道側へと向かいながらゆっくりと高度を上げて行く。樹林帯を抜ると周囲を見ても何も見えない。久しぶりのホワイトアウトだ。ニセピーク手前で先行パーティに追いつきトップを交代する。稜線へ抜けるとホワイトアウトは更に濃くなった。12時12分、登り始めて1時間ほどで無事に西大巓へと着いた。
 シールを外し第3クワットへと向け滑走するのだが目の前が見えずあまりスピードを出せない。しかも、アイスバーンの上に積もったパウダーがあるので雪は安定しない。少しドキドキしながら高度を下げる。ターンをするごとにガリ、ガリっとアイスバーンまで板が到達しパウダーを滑っている感覚は無く、アイスバーンを滑っている感触で、ふくらはぎが痛くなってきた。滑りに無駄な力が入っているのだろう。
 どんどんと高度を下げ無事メリッサゲレンデのトップに出た。ゲレンデに出ると吹雪で視界が悪い。しかも、みぞれで少し肌が出ている場所に当たると痛ささえ感じる。今の時期としては珍しいパウダーに出会い、楽しみながら無事山行を終えることが出来た。(柏)

概念図

電子国土webで見る

 
傾斜量区分図(雪崩)
トラック 登り=赤 下り=青

 トップ



Copyright(C) 2018 福島登高会 All Rights Reserved.