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No5964
湯殿山
1500m標高点
山行種別    山スキー
ゆどのさん 地形図

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山行期間 2018年12月23日(日)
コースタイム
志津(8:10)→ネイチャーセンター(8:44)→石跳川渡渉(9:13)→森林限界・1,250m(10:25)→湯殿山(11:16,11:40)→東斜面滑降→昼食(12:11,12:43)→ネイチャーセンター(14:04)→志津(14:15)
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まだまだ雪は足りない ネイチャーセンターからの湯殿山 石跳川左岸を歩く
橋で対岸へ渡る О島パーティーが追い越していく 樹林帯の中は春のよう
森林限界を超える オープンバーンを登る 月山西斜面
山頂が見えてきた もうすぐ山頂だ 山頂に到着
滑降準備の○島パーティー さて我々も滑ろう 東斜面の雪質はイマイチだった
藤○さん 加○さん 石跳川へと滑降
東斜面をバックに 石跳川左岸を下降する まだ時期尚早だったか

行動記録
 もう年末だというのに相変わらず雪が降らないので山スキーの選択肢があまりない。地元の山々はヤブが埋まっていなかったりで滑りにならないのだ。月山には雪があるが姥ヶ岳は2回滑ったので湯殿山に向かうことにした。5人パーティーだが行先が一致したtekuteku登山部2名と行動を共にすることにした。厳冬期の湯殿山はよほど条件が良いときに、ワンチャンスをものにしないと山頂は踏めない。しかし、12月ならまだ比較的可能性がある。
 志津に着くと思ったより車は少なかった。今ひとつパッとしない天気のせいだろうか。歩き始めると新雪はなく締まった固い雪面でスキーは沈まない。ネイチャーセンターを経由して石跳川左岸を歩く。石跳川はまったく埋まっていない。豪雪の月山だが今年はまだ積雪量が少ないのだ。橋で対岸へ渡り樹林の中を登り始めると、後ろから○島パーティーが追いつき抜いていった。若い2人の足は速くすぐ姿が小さくなった。
 樹林帯は穏やかで春のようだ。おまけに雪質まで春のようで、少し融けた表面が固く締まっている。斜度が増したところで早くも滑り降りてきたスキーヤーがいる。Gamoさんと分かったので声をかけると、今日は雪が固くて楽しめないのでもう帰るとのこと。こちらは気温上昇とともに少しは緩んでくることを期待して登り続ける。1,250mで森林限界を超えるとオープンバーンとなる。急斜面は固く締まっているのでエッジを外さないよう登る。誰も落ちることなく無事山頂に到着。気温が高いこともあり、結局ジャケットなしで登ってしまった。12月下旬でもこんな日があることに驚く。山頂には○島パーティーのほか、4人の先行パーティーは飯豊で会ったことのある方達だった。下降は東斜面を滑ることにした。新雪もなく雪は安定しているが問題は雪質だ。
 斜面に入るとやはり雪は良くなかった。南面ほどは固くないが、重い雪で滑りにくく春雪のようだ。高度を下げるとさらにグサグサの雪になってしまった。気温が高いので仕方がないがちょっとガッカリ。石跳川を左岸へ渡り昼食にしていると、チラチラと小雨が降ってきた。左岸の下降は積雪不足で小沢や段差に悩まされた。特に今年は時期尚早だったようだ。メンバーには今シーズン初スキーが3人いたので心配したが、こんな状況でも楽しんでもらえたようだ。志津に着くと他の車はほとんど無くなっていた。皆さん下り坂の天気に早目の下山だったらしい。水沢温泉で汗を流すころには雨が本降りになっていた。(熊)

.概念図

.ルート図 .
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平30情複、 第400号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

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