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No5986
村山葉山
葉山(村山)標高1030mまで
山行種別    山スキー
むらやまはやま 地形図

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山行期間 2019年1月13日(日)
コースタイム
大鳥居(7:58)→標高1,030m(10:52)→滑降4本→大鳥居(14:40)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
除雪終了点に車を止める 除雪終了点 滑る斜面が見える
雪が柔らかくなってきた 急斜面を登る 927m標高点
1,030mまで登る 1本目は沢へ落とす かなりの急斜面
軽快に滑る菊○さん 登り返して927mからの2本目 ブナの疎林を滑る

行動記録
 涌○さんが村山葉山を計画していたのでメンバーに入れてもらうことにした。そういえば昨年は1月7日に村山葉山に来ていたのだった。1,462mの村山葉山は月山の東16キロに位置し積雪量が多い。山肌にはブナ林が広がり、特に雪質の良い厳冬期における滑降が素晴らしい。大鳥居集落の先にある除雪終了点には7時40分に着いた。詰めても8台ほどのスペースしかないが、今日の先客はまだ1台だけだった。準備をしているとさらに2台やってきた。スタートすると昨日のトレースがそのまま残っている。ラッセルなしはありがたいが狭く固いトレースは意外に歩きにくく疲れる。辺りを見ても昨年より雪は確実に少ない。それでも太平洋側からすれば雲泥の差だ。新雪が積もってないのは残念だが仕方がない。時々トレースを外して歩いてみるが締まった雪はほとんど沈まない。雪原を進んでいくとやがてお目当ての斜面が見えてくる。杉の植林地を通り抜けると斜度が増してくる。
 トレースはかなりキツい角度で斜面を登っていく。慣れない者は後ろにずり下がってしまうほどだ。トレースの主は若い元気なスキーヤーなのだろうと想像してみる。ブナ林に入ると雪が柔らかくなってくる。ディープパウダーというわけにはいかないが、まずまずの雪質に期待が高まる。急斜面の登高ではジグを切るときに技術や経験の差が出やすい。初心者は上手い人を見て真似をすれば上達が早くなる。ふうふう言いながらの登高が続く。斜度が緩むと927m標高点だ。予定ではここまでだったが、先行している菊○さんと自分はそのまま尾根を進み1,030m辺りまで登ってみた。ここから東へ支尾根を滑るのも良さそうだ。少し戻ってみると3人が登ってきて合流する。まずは1本目ということで沢筋へと滑り降りることにした。しかし、上部は思ったより木がありちょっと選択ミスだったようだ。後続パーティーは尾根を滑ったようで、歓声が聞こえてくる。沢から927m標高点まで登り返して昼食とした。
 さて2本目はお目当ての斜面だが、昨日かなり滑られているので、なるべく荒らされてない斜面を選んでドロップする。浮遊感とまではいかないが柔らかい雪に板を走らせる。全員登り返してもう1本滑る。さらにもう1本と声をかけたが応えてくれたのは菊○さんだけ。今日のパーティーの中でも最年長の菊○さんだが体力技術ともに抜群である。2人で滑り降りてパーティーに合流すると下山にかかる。下の方はやや重い雪になっていたが思ったより板が走ってくれた。駐車地点に着くと我々以外には3台の車が残っていた。はて上にはもう誰もいないはず。すると近くで銃声が聞こえ目をやると向かいの斜面で狩猟中ではないか。猟銃を手に降りてきたハンターに聞くとウサギ狩りとのこと。この辺りの里山は狩猟の場でもあるのだ。自分の山遊びのために里山に入らせてもらっている我々だ。マナーに留意して使わせてもらうよう心がけたい。(熊)

.概念図

.ルート図 .
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平30情複、 第400号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

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