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No6013
安達太良山・迷沢
鉄山 1709.4m四等三角点峰
山行種別    山スキー
あだたらやま・まよいさわ 地形図

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山行期間 2019年2月17日(日)
コースタイム
箕輪スキー場(7:55,8:27)=Cリフト終点(8:37,8:46)→仏沢源頭(9:41)→鉄山避難小屋(10:23,10:57)→迷沢(12:06)→国道115号(12:34)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
Cリフトトップから歩き始める 鉄山避難小屋で早めの昼食をとった 高度を下げるとホワイトアウトから解放される
今年は雪が少なく笹が顔を出している 沢沿いの作業道に降りる 迷沢の徒渉点はスキーを履いたまま通過
迷沢の立派な氷柱 仏沢の橋を渡る 国道の車デポ地点

行動記録
 2年ぶりの迷沢であるが、過去にあまり良い思いをしていない場所でもある。今朝は福島市内から見上げるかぎり雲はかかっているものの下界の穏やかさからさほど悪天候とは思えない。期待して出かけたのだが、箕輪スキー場のレストハウス前の駐車場に到着した時には多少風があるな程度だったのが、Cリフトで1370mまで高度を上げると結構な風が吹きガスで視界が良くない。計画では箕輪山の山頂を経由して南東斜面を滑降予定であったが断念して直接鉄山避難小屋を目指すことにした。
 シールを装着してゲレンデの端を登り始める。Aリフトを右に見て箕輪山の斜面に取り付き、左から大きく右方向へカーブを描くように高度を上げていく。1,500m付近では西からの風をまともに受け、おまけにガスが濃くなってきた。うねりはそれほどきつくなく、約1時間で仏沢源頭のモンスターのところに到着した。
 ホワイトアウトの中、メンバーの状態を確認し、次に鉄山避難小屋を目指した。出発したまでは良かったのだが、右肩に受けていたはずの強い風がいつの間にか正面に受けるようになった。おかしいと気づいてGPSを確認すると、進む方向が間違っている。歩き慣れていて間違うはずのない仏沢なのにホワイトアウトと強風で大きく方向を誤ってしまったようだ。GPSを持っていたのでリングワンデルング一歩手前でミスルートに気づいたが、GPSを持たない昔だったら完全にはまっていただろう。視界がないということは本当に恐ろしい。
 気を取り直して方向を修正するも、視界は悪くどうしても風に向かって進むため迷沢左俣の源頭に寄ってしまう。鉄山避難小屋には出発から2時間近くかかって10時23分に着いた。
 この天候では途中ゆっくりと食事もとれないだろうと判断し、小屋の中で早めの昼食をとることにして30分程度休憩した。休憩の後、外に出ると風はますます強くなり、ガスも酷くなって手探り状態となった。一時は迷沢を諦めて仏沢に戻ろうかとも考えたが、戻るにしても強風とホワイトアウトの中では滑るところではなく、予定通り迷沢に向かうことにした。
 鉄山西尾根をゆっくりと下って行く。視界が全く無い中で慎重に何度もGPSで場所を確認する。メンバーがはぐれないよう小刻みに後続を待ちながら迷沢の源頭に滑り込む。標高を下げて見通せるようになるまでは気が抜けない。しばらく下降していくとようやく周りの景色が少しずつ確認できるようになった。やっとこれでひと安心だ。雪質も安定し楽しめる余裕も出てきた。遠くからはスノーモービルのエンジン音も聞こえだいぶ高度を下げた事も実感する。
 オープンバーンの少し下でスキー板を背負った3人組とスライドする。高度を1070mコルまで下げ、ここから沢沿いの作業道(地竹道)に降り、道に沿って滑った。迷沢までくると何とか雪が繋がっていて、板を外すことなく渡渉できた。毎年確認できるツララは今年も立派に成長していた。
 山行管理担当からアドバイスされていた通りの気象条件であったが、涌○さんから「悪天候の貴重な経験が出来て良かった。」、阿○さんから「風が強く大変だったがガスは去年来た時のほうが濃かった。」、また竹○さんからは「今までこんな経験をしたことはなく緊張した。」との感想をいただいた。何よりもリーダーの自分のほうが数倍も緊張した山行であった。(中)

.概念図
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傾斜量区分図(雪崩)
.ルート図 登り=赤 下り=青.
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平30情複、 第400号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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