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No6014
八ッ楯山
1009.3m二等三角点峰
山行種別    山スキー
やつだてやま 地形図

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山行期間 2019年2月17日(日)
コースタイム
寒河江ダム・山神社脇駐車場(8:01)→八ッ楯山(10:25,10:50)→東面滑降→780m登り返し地点(11:20,11:35)→標高980m地点(12:45,12:58)→南面滑降→760m登り返し地点(13:14,13:27)→標高940m地点(13:51,14:02)→駐車場(14:27)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
駐車場から登り始める 514m標高点へ向けて登る 標高750m付近雪が舞う
沢を挟んで南尾根が見える 南尾根の雪庇を左に見て登る 標高850m付近を登る
標高910mまもなく南尾根に乗る 振り返って麓を見る ここまで来ると山頂は目の前
八ッ楯山の山頂に到着 登り返して南面を滑る 西○さんの滑り
雪質は最高 標高を640mまで下げる 駐車場はすぐである

行動記録
 今回は寒河江ダムの脇にある八ッ楯山を滑ってみることにした。メンバーは経験者の菊○さんと、スキーの得意な西○さんである。朝7時30分に寒河江ダムの駐車場に到着、車を山神社脇の駐車場に止めて8時に登り始めた。
 八ッ楯山のスタート地点は標高が415m、山頂が標高1009.3mで標高差は約600m、低山ともいえる山だが滑っている記録も多く見られ、幾度となく訪れている菊○さんにご同行をお願いしての山行である。
 ときおり太陽がうっすらと顔出す程度の曇り空の中、気温も低く、軽い雪がずっと降っている。上々のコンディションで滑りが楽しめそうだ。ベテランの菊○さんに先導してもらい、八ッ楯山の山頂を目指す。山頂到着は10時25分、約2時間半の登りである。頂上は猛烈な西風で、早々退散することにしてシールを外し滑降を開始する。最初は東面に入り込む。雪は表面がパウダーで、その下がちょっと重めという感じ。とはいえ、スキーが上下によくしなるし、気持ちよくジャンプできるので、なかなかのコンディション。私はあいかわらずのヘッポコスキーだが、後半はなんとかスキーに乗ることが出来た。
 菊○さんは例によって華麗なジャンピングターンをビシビシ決め、西○さんは水を得た魚のようで、大きめのギャップを狙っては何度も高く空を舞って華麗な滑りを見せつける。二人の滑りを見て、ただただスゲ〜なあ〜という感じである。東面を250mほど高度を落としてからシールを付けて登り返す。南尾根まで戻ってから南面を標高760mまで落とし、再び登り返して3回目の滑降に移る。上部のブナ疎林でのツリーラン何とも言えないぐらい気持ちが良い。滑りを充分満喫する。
 下部は標高600mあたりから樹間の狭いスギ林となり雪も固くなってきた。気を抜かないよう慎重に滑り降り、ほぼ予定通りの14時27分、駐車場に戻った。下山してから気が付いたのだが、軽めの行動食は口にしたものの昼食をとるのも忘れてしまっていた。
 八ッ楯山は、国道112号のすぐ脇から取り付くので、アクセスも良く。また南面から離れなければ良いので登攀ルートもわかりやすい。そのうえ楽しいバーンが広がり、かつ人も少ない。いろんな意味で山スキーの練習には最適といえる。機会をつくってまた訪れてみたいと思った次第である。(兒)

.概念図

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傾斜量区分図(雪崩)
.ルート図 登り=赤 下り=青.

トラック 登り=赤 下り=青

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