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No6225
西大巓 1982.0二等三角点峰(廃止)
山行種別  山スキー
にしだいてん 地形図

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山行期間 2020年1月5日(日)
コースタイム グランデコ(9:11)=ゴンドラ降り場(9:25,9:38)→ゲレンデトップ(10:05)→1843m標高点(11:24)→西大巓(12:12,12:27)→昼食・標高1750m(13:03,13:25)→ゲレンデトップ(13:41)→グランデコ・スキーセンター(14:02)
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グランデコのスキーセンターへ ゴンドラに乗り込む ゴンドラ降り場の建屋にはレストランbunabunaがある
まだクローズしているラベンダーコースを登る 時折風が吹き雪が舞う ゲレンデトップ
第4クワットリフト降り場 雪が少なく笹が隠れきれない 南面のオープンバーンに出る
西大巓の山頂での集合写真 南斜面のオープンバーンに滑り込むUさん 中井○さんは今シーズン初スキー
樹林の中を縫うように降りてくる あと2〜3回は雪が降って欲しい ゲレンデに降りるところは笹が邪魔する
運転を休止している第4クワットリフト降り場 前日から降ったパフパフの雪が30センチはあるだろうか ゴンドラの駅まで来るとスキーヤーの世界

行動記録
 年が明けても雪が降らない。南東北のスキー場は軒並み雪不足で困っているようだ。西大巓なら雪が少なくても何とかなるだろうと調査も兼ねて登ってみることにした。福島をゆっくり出発しグランデコには9時少し前に着いた。スキーセンターのインフォメーションに登山計画書を提出しリフト券2枚を購入してゴンドラに乗り込んだ。
 ちなみにグランデコは休日の駐車料金は1,000円、平日は無料だ。雪が少ないため滑降できるコースは限られ、リフトも上部の第3クワッド、第4クワッドリフトはまだ運転していない。レストランbunabunaが併設されているゴンドラ降り場の前から歩き出す。先行者のトレースがラベンダーコースに付いていたので、そちらを登ることにした。前日から降り続いた雪が30センチはあるだろうか。雪は軽くラッセルも苦にならないが、せっかくのトレースなので利用させてもらうことにした。
 時折薄日は射すものの、降雪は続く。30分ほどでゲレンデトップに着いた。ゲレンデの脇には笹が顔を出し、雪が少ないと聞いていたものの驚くほどに少ない。何とかなるだろうと登り始める。先行パーティのトレースを追って登っていくと夏道の左側に付いている。こんなに雪が少ないのでは夏道を歩いた方が楽かもしれない。程なく先行パーティに追いついた。お礼を言ってラッセルを交代しようとすると、ヤブが酷いので戻ってゲレンデを滑るという。この先も灌木を避けながらルート取りをする。植生は基本的にはオオシラビソなのだが笹や灌木が埋まって無くて歩きづらい。標高を上げるにしたがい雪の量は増えてくるが、あと2〜3回は雪が降って欲しいところだ。
 擬似ピーク手前から左にトラバースして南斜面に出た。滑りが楽しめそうなのはここだけ。12時12分、西大巓の山頂に着いた。小雪がちらつき見晴らしは無いものの思ったより風は弱い。昼食は高度を下げ、風を避けて樹林帯で摂ることにし、シールを剥がして滑り始める。尾根伝いに擬似ピーク手前のコルまで下り南斜面に滑り込む。雪は軽く最高のコンデションだ。このままメリッサコースのトップまで下りたいところだが、おそらくヤブ漕ぎになるだろうと登ってきたルートを戻ることにした。
 所々快適な滑りができるものの全体的には灌木が邪魔をして滑りを楽しむまでには至らない。標高1750mまで高度を下げ、遅めの昼食とした。ゲレンデトップには13時41分に戻った。ノントラックのラベンダーコースは気持ちよく滑ることが出来た。ゴンドラの駅までくるとスキーヤーの世界である。事故らないように慎重にゲレンデを下り、スキーセンターには14時02分に着いた。3日前にはアイスバーンだったというゲレンデも、程よい圧雪状態で滑りやすかった。この調子で雪が降り続ければ全コースオープンもそう遠くは無さそうだ。(和)

概念図

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