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No6230
蔵王・刈田岳
1757.8m三等三角点峰
山行種別    山スキー
ざおう・かっただけ 地形図

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山行期間 2020年1月11日(土)
コースタイム
すみかわスキー場(9:00)→ゲレンデトップ(9:43)→大黒天(10:17)→避難小屋(11:14)→刈田岳(11:18)→井戸沢源頭斜面滑降4本→エコーライン(13:07)→すみかわスキー場(13:33)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
閑散としたあとみゲレンデを登る 観光道路歩く 大黒天
1,520mの取り付き点も全然ヤブが埋まっていない 1,550mの取り付き点で道路を外れて尾根に登る 尾根をたどる
井戸沢源頭に発達する雪庇がない(点線部分) 刈田岳避難小屋 刈田岳山頂
樹氷は残念な状態 井戸沢源頭の滑降 フラットなバーンにご機嫌な菊○さん
颯爽と滑ってゆく 年齢を感じさせない菊○さんの滑り スキーヤーも増えてゲレンデ状態
井戸沢源頭・下に見えるのはエコーライン
快適なので登り返して4本滑る ブッシュを突っ切りエコーラインに降りる あと2〜3mは雪が欲しい

行動記録
 この頃酒が弱くなったと感じる。しっかり酒を飲んだ翌日は山行を計画しないことが多くなった。そんなわけで新年会の翌日となる11日は山行を予定していなかった。しかし、天気予報を見ると晴れて風も弱くかなりの好条件のようである。やはりこれは行くしかないかと思い、朝ゆっくりスタートできる地元の刈田岳に登ることにした。相変わらず雪は少ないだろうが、12月7日以来1か月ぶりになるので現況を見てこようというわけだ。
 すみかわスキー場は相変わらずリフト1本コース1本だけの営業とのこと。標高の高いこのスキー場なのに何とも可哀そうな状況である。とにかく雪が降らないばかりか数日前は雨が降ったのだ。それでも冬は雪上車道となる観光道路は雪で覆われている。閑散としたあとみゲレンデを登り雪上車道から大黒天でエコーラインに出る。心配したアスファルト路面は出ていない。大黒天の登山道を登っているスキーヤーもいるが我々はもうしばらく道なりに歩くことにする。ヤブは全然埋まっていないのでショートカットができないので歩く距離は伸びる。1,520mの取り付き点はヤブが埋まっていないのでスルー。1,550mの取り付き点から尾根に登ることにした。
 剣ヶ峰の尾根は風がないこともあり意外に快調。雪面は固いがシールだけで何の問題もなく登ることができる。左手の井戸沢源頭斜面を見て驚いた。いつも決まった場所に必ずできる大きな雪庇が今シーズンは全くできていない。冬季の刈田岳に登り始めて11年だがこんなことは初めてのことだ。刈田岳山頂は好天狙いの登山者が大勢。樹氷原となる辺りを眺めてみるとまったく樹氷になっておらず酷い状況である。本来なら樹氷の最盛期なのだが残念だ。
 井戸沢源頭斜面は少しブッシュが出ているがフラットで快適。締まったバーンの上に軽い雪が薄く乗って滑りやすい。ただし下まで落とすとまだ埋まっていないブッシュを突破してエコーラインに降りることになる。いつもは雪庇の場所も滑ることが出来たので斜面が広く使える。快適なので登り返して4本滑り満足。滑っていると山形のGさんを始め知っている方に続々会った。滑ることろが限られている今シーズン皆さん考えることは同じのよう。
 我々は早めに切り上げて下山したが最後まで雪は軽いままだった。今回の刈田岳は全然期待しないで行ったのだが、予想外の好条件でなにか得をしたような気持になった。やはり山は行ってみなければわからない。(熊)

.概念図

.ルート図 ルート=赤.
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 令元情複、 第435号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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