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No6239
秋田駒ヶ岳 男女岳 1637.1m一等三角点峰
山行種別  山スキー
あきたこまがだけ 地形図

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山行期間 2020年1月19日(日)
コースタイム アルパこまくさ(8:02)→アッスルスキー場跡トップ(9:20)→八合目小屋(10:36,10:48)→男女岳(12:00,12:20)→八合目小屋(12:40,13:00)→アッスルスキー場跡トップ(13:22)→アルパこまくさ(13:45)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
アルバこまくさを出発 アッスルスキー場跡を登る 道路を辿って八合目を目指す
山頂部を見ながら一部道路をショートカットして進む 八合目に到着 八合目小屋から赤倉岳の尾根に沿って登る
雪は安定しているので途中から赤倉沢へとルートをとる 赤倉沢の源頭を進む 阿弥陀池小屋が見えてきた
山頂を目指し雪原を進む 山頂の男女岳(おなめだけ)に到着 眼下に田沢湖を望む
男女岳東斜面のオーブンバーンに滑り込む 雪質も良く快適な斜面だ あっと言う間に滑り降りてしまう
浄土平から赤倉沢へと下る ゲレンデ跡も良く滑ってくれる アルバこまくさ見た山頂部

行動記録
 昨日は八幡平・茶臼岳の滑りを楽しみ、今日は秋田駒ケ岳を滑る計画である。田沢湖高原温泉の民宿を出発して、アルパこまくさの駐車場に着くと快晴の朝空に男女岳と男岳が美しい。
 出発準備をすませアッスルスキー場のゲレンデ跡を登り始める。ゲレンデ跡にはまだ藪が多く出ていて積雪量の少なさを感じる。先行者のトレースもあり順調に高度を稼いで行く。ゲレンデトップからは林を抜けて県道駒ヶ岳線に出る。あとは道路沿いに進み、片倉沢右俣の橋を渡る。ここから先は所々道路をショートカットしながら八合目を目指す。正面に笹森山の穏やかピーク、右手には男女岳の大きな斜面が沢を挟んで美しくそびえる。スタートから約2時間半で八合目小屋に到着した。八合目小屋は男女別のトイレがある2階建ての山小屋である。なお、無雪期はここまでシャトルバスやマイカーで上がってくることができる。 
 八合目小屋からはしばらく赤倉岳への尾根を辿り、今日の雪は安定していて雪崩の心配もないので途中から左側の赤倉沢へとルートをとる。見事に晴れ渡り空の青と山の白のコントラストが美しく、ついつい写真を撮る回数が増えてしまう。赤倉沢の最後の急斜面を上り詰めると浄土平と呼ばれる雪原に到着する。正面に秋田駒ヶ岳の山頂である女男岳が、左側には三角屋根の阿弥陀小屋が見える。雪原を横切り、男女岳の南東側、夏道の尾根へと取り付き、最後の急斜面を登り切れば山頂に到着である。山頂からは昨日登った八幡平や岩手山、森吉山などの山が遠くまで見渡せる。また眼下には田沢湖の湖面が青く美しい。
 展望を満喫したら滑降開始だ。山頂東斜面は素晴らしいオープンバーンで、その大スロープを各メンバーが思い思いのラインで颯爽と滑り降りていく。なんと気持ちの良い滑りだろうか。メンバーのひとりが今までで一番楽しい滑走だったと言っていたが、天候にも恵まれ雪面のコンディションも良く、本当に素晴らしい一本だった。
 帰りは往路をほぼ忠実に辿る。八合目小屋前で昼食を取ったが、春スキーの時の様な眩しい陽射しに日焼けしそうだった。小屋からはつづら折りの林道をショートカットするように尾根筋を滑る。道路からゲレンデトップに戻り、スキー場跡の広い緩斜面を滑るが、朝の堅かったバーンは滑りやすい軽い雪質に変わっていて気分良く滑ることができた。藪が少々うるさかったが雪質は最後まで良かった。最後はアルパこまくさで温泉に入り汗を流し、お土産を買って帰路についた。
 天候にも恵まれ2日にわたり山スキーを堪能することが出来た。今回のスキー山行を企画していただいた和○さんにはこの場をお借りして感謝申し上げたい。(遠)

概念図

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 往路=赤 復路=青

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