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No6253
安達太良山・迷沢 1450m地点まで
山行種別  山スキー
あだたらやま・まよいさわ 地形図

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山行期間 2020年2月8日(土)
コースタイム 国道115号・迷沢入口駐車地点(9:57)→仏沢(10:03)→迷沢徒渉点(10:13)→地竹道・尾根取付点(10:54)→休憩・1190m地点(11:26,11:36)→標高1450m地点(12:31,12:43)→昼食休憩・1190m地点(12:57,13:20)→迷沢徒渉点(13:41)→国道115号・迷沢入口駐車地点(14:07)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
迷沢の地竹取り道へと入る 仏沢の橋は左岸側が剔れて落ちていた 迷沢を徒渉する
地竹取り道を無名沢まで進んでから尾根に乗った 笹を避けてカラマツの造林地の中を登る いつものオープンバーンもこんな感じで笹が出ている
今日の目的地1450m台地 見通しが利かない中で滑降を開始する 笹を避けて何とか滑る
雪質が軽いだけ助けられる 相変わらずダイナミックな熊○さん 迷沢を徒渉する
今年の迷沢の氷柱は小ぶりのようだ 仏沢の橋を渡る 無事に国道へと戻った

行動記録
 安達太良山の迷沢コースがどの程度雪が積もってくれたのか。まずは自分の目で確かめてみないとと思い計画した。メンバーは熊○さんと白峰会の加○さん、それに竹○さんが加わって4名になった。前日、山形の病院に予約してあったので通院のついでに足の調子がイマイチなので確認してもらったら右足が軽い肉離れをおこしているとのこと。痛みが出ない程度の運動であれば良さそうなので予定通り出かけることにした。
 車を乗り合わせて国道115号新岩弓橋先の駐車スペースへ向かう。歩き出しは10時ちょっと前、まずは仏沢だが、情報の通り左岸側が大雨のため剔られて橋が斜めに落ちている。対岸を一段上がるようになるが渡るのには問題無さそうだ。注意しながら通過する。次の迷沢は春の時期のように沢が顔をだしているので、スキーを対岸に放り投げてから飛び石で通過する。
 迷沢を渡ったら地竹取り道へと入るが、雪は少なく道形がそのまま残っている。降雪が10cmほどあったようでトレースが微かに残っている状態だった。このトレースは迷沢コースを下山してくる人がいるかもしれないのでと下部だけつけてくれた方々がいたとのこと。ご苦労様でした。そのトレースも登っていくと途中で消えてしまった。
 雪が少ないので尾根からの取付はやめ、地竹取り道をさらに進み迷沢の1本南側にある無名沢(注意書板の通称迷沢地内)まで進み左の尾根に乗った。ここでも雪が少なく苦労する。尾根に乗ると笹がシーズン始めのように、そっくり顔を出していて雪の少なさを感じる。これではツアールートとしては使い物にならない。尾根伝いに進み標高1190m地点で休憩をとった。相変わらず笹も灌木も埋まっていない。これでは雪質が良い時は何とかなるだろうが、バーンがクラストしたら手に負えないと思う。
 肉離れのためだろうか、スピードが上がらなくて汗ばかりが噴き出る。最後は竹○さんに置いていかれてしまった。予定していた標高1450m地点には皆さんよりだいぶ遅れて到着。雪雲に覆われて視界が悪くなったこともあり、高度を下げてから昼食休憩をとることにした。
 下りは笹のトラップにときどき引っかかるものの雪は軽く快適に高度を下げる。登ってきたときの休憩ポイントまでくると薄日も射してきたので昼食休憩とした。20分ほど休んでから登ってきたルートと同じく尾根から無名沢の地竹取り道に降りた。本当に雪が少ない。迷沢を徒渉してシールを付け直す。迷沢の氷柱も今年は少し小ぶりで、これも暖冬の影響だろう。仏沢の橋を渡り14時を少し回ったところで車に戻った。
 今年は、この後は暖気が入り、本格的に冬型は今週で終わりのようである。後は降っても淡雪だろうから降雪量が増えるのは望み薄かもしれない。若女平もそうだったが、近辺のエリアで快適に滑ることの出来るルートは極端に少ない。こんな経験は初めてのことだ。(和)

ルート図
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 令元情複、 第435号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 往路=赤 復路=青

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