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No6266
丸森1111m標高点ピーク 1111m標高点
山行種別  山スキー
まるもり 地形図

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山行期間 2020年2月19日(水)
コースタイム 八幡平・樹海ライン入口(11:37)→取付点(12:05)→丸森1111m標高点ピーク(12:58,13:24)→樹海ライン(13:45)→樹海ライン入口(14:04)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
奥産道ゲートの前に車を止めさせてもらう 樹海ラインから丸森を目指す 斜面へ取り付く
勾配が増してくる もうすぐ台地にあがる手前 広い台地まで来るとピークは目の前である
写真を撮るのも忘れて一気に下ってしまった 推進滑降でゲートへと戻る 途中から岩手山を見るが山頂部は雲で覆われていた

行動記録
 源太ヶ岳を登ろうと計画し前日に福島を発った。移動初日はどこに入ろうかと考えたものの時間的に制約があり、当初は下倉スキー場から中倉山への山行を考えたものの下倉スキー場からゲレンデ外へ向かう場合はスキー場の許可が必要で、スキー場へ戻ってくる最終時間が15時までとなっているわうなので断念した。
 それではと風を避けて短時間で登れる丸森1111m標高点ピークを往復することにした。福島から松川温泉までは300km、所要時間は4時間ほどである。松川温泉先の八幡平樹海ラインと奥産道分岐には11時過ぎに着いた。車を止めて手早に身支度をして歩き出す。すぐに樹海ラインのゲートになる。除雪されているのもここまで冬季閉鎖された樹海ラインを歩く。積雪は2mほどである。トレースがあったので先行者がいるのかと思ったら、地熱発電所の鳥の調査員の方ものですぐに追いついてしまった。
 道路を800mほど進んだところから斜面に取り付いた。傾斜は思ったほど急でなく、3人でラッセルを交代しながら尾根状の斜面を登っていく。最初は灌木が目立ったが高度が上がるにしたがって木々も大きくなり樹間も広くなる。下りが楽しみだ。
 50分ほど登ると広い平坦な台地になり、1111m標高点ピークは目の前である。上空ではゴーゴーと風が鳴っているが樹林の中なので風は気にならない。ピークには12時58分に着いた。1111m標高点は一番高いところではなく、もっと先のようだが、わざわざ低いところまで行く必要も無いので山頂手前のダケカンバの手前で遅めの昼食をとることにした。
 風も無く日も射しているので温かく感じる。ノンビリし過ぎて30分も休んでしまった。下りは雪が多少重くなり始めたものの気持ちよく滑ることが出来た。午前中の気温が低くい時間だったらパウダーを楽しめたと思うが,これほどの天気に恵まれれば、多少の雪の重さはしかたがないだろう。下りは途中から左の無立木の斜面に入り道路まで一気に滑り降りた。あっと言う間の滑りで写真を撮るのも忘れてしまった。標高差は180mほどで物足りなさは感じるが、時間の制約がある場合や荒天時のサブルートとしては使えると思う。降雪の状態によっては凹凸に注意し、沢状のところには入り込まなければ斜面は急だが樹林帯でもあり雪崩の危険は比較的少ない。とは言っても降雪直後の雪崩判断は慎重に行いたい。最後は樹海ラインを推進滑降してゲートに戻った。(和)

概念図

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 往路=赤 復路=青

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