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No6552
湯殿山 1800m標高点
山行種別  山スキー
ゆどのさん 地形図

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山行期間 2021年3月12日(金)
コースタイム 駐車地点(8:42)→湯殿山ホテル跡(8:57)→西ノ平(10:00)→南西尾根取付(10:30,10:35)→湯殿山(11:21,11:26)→石跳川(11:45,11:56)→装束場(12:30)→湯殿山大鳥居(13:15,13:26)→駐車地点(14:15)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
除雪されているものの雪でふさがれている 除雪された道路を歩いて旧112号国道へ 旧国道の未除雪箇所からシールを付けて登り始める
緩やかな旧国道歩くを 湯殿山の南西尾根 品倉尾根方面
西ノ平から見る湯殿山 西ノ平を振り返る 湯殿山山頂から見る品倉尾根
月山を望む 志津方面を遠望 スキーとボーダーの2人組
湯殿山東面を覗く 石跳川の2人組を遠望 上部の装束場方面を見る
装束場から見る品倉尾根 急峻な小尾根 標高1200mあたりまで高度を下げると滑りやすい斜面になる
滑った斜面を見上げる 湯殿山ホテル跡 駐車地点に戻った

行動記録
 今年は雪が多いと思っていたら、例年に無く雪解けが早い。週末も雨の予報で一気に雪解けは進みそうだ。昨日は10年目となる東日本大震災の関係で山に行けなかったが、12日は天気が持ちそうなので、急遽昨年行けなかった湯殿山周回ルートを計画した。国道112号線を離れて、湯殿山神社への道に入ると道路に雪が置いてあり通れない。先は除雪が終わっているのだが、通せんぼか?時間もあるので雪のない道路を歩く。15分で旧国道の交差点のスタート地点に着く。ここからシール登高で旧国道を行くが雪が固く先が思いやられる。
 橋を渡って緩やかな斜面を登って行くが、登るにつれて隣の尾根が正しいことに気づき、少し回り込んで本来の尾根に乗った。やがて斜度が増してくるとシールだけで登るのは厳しくなってきた。最後の急斜面では階段登高などして何とか西ノ平に上がる、南西尾根の急斜面の前でシール登高は諦めてスキーを担いた。ツボ足でも登れそうだが、アイゼンを持ってきたので、万が一もありえるのでアイゼンを付けて登る。アイゼンを付けているとやはり安心して登ることができる。
 湯殿山の山頂へ近づくにつれ風が出てきた。山頂には誰もいない。滑走の準備をしているとスキーとボードの2人組の若者がやって来た、話をすると同じ東面を滑るようだ。一足先に滑走するがガリガリの固いバーンで大回りで下るのが精一杯でスキーを楽しむ余裕ない。石跳川に着いてシールを貼り、湯殿山を見上げると2人組の若者も苦労しているようだ。30分ほどで装束場に着き、北側の月光坂あたりを見渡すと左側に結構な急斜面が見える。ここを滑るのか思ったが、この雪ではここを滑るのは自殺行為に等しい。GPSで確認すると、もっと西側が良さそうなのでトラバースしながら登り、小尾根が見えてきてドロップポイントが確認でき安堵する、シールを剥がして最後の滑走の準備をする。雪面を観察するとガリガリのバーンと新雪が残っているところがあり、なるべく新雪を拾って滑ろうとするが、そうは問屋が卸してくれない。何とか広い斜面に下りた所で雪も緩んできて今日初めて気分よく滑走することが出来た。山行前に経験者の熊○さんから、注意点として仙人沢の渡歩を上げていたが、今回は仙人沢は雪で埋まっていたのでひと安心。スキーのトレースが残っていて沢を下ると赤い橋の欄干が見えてきた。大鳥居の下で昼食を取りひと休みした、
 有料道路はまで除雪が始まっていないので静かなひと時を過ごす。旧国道から登って来たトレースがあり、これに導かれながら下ると目の前に建物が見えた。何だろうと思って確認すると、これが湯殿山ホテルと知る。大きなホテルを想像していたので、ビックリするやら納得するやら。この先は道路脇の雪の上を推進滑走しながら車に戻った。今日は装束場から先は初めてのコースだったので緊張する場面もあった。天気は晴れたものの固いバーンに阻まれて満足な滑走は出来なかった。条件が良い時にまた来てみたいと思う。(菊)

ルート図
電子地形図(タイル)(標準地図)を加工して作成

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 往路=赤  復路=青

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