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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3307
月山・湯殿山
山行種別 山スキー
がっさん・ゆどのさん 地形図 月山、湯殿山


■山行期間 2002年4月13日
■コースタイム 福島(6:20)=月山荘(8:20,10:15)=バス=姥沢(10:25)→リフト乗場(10:40)→リフト終点(10:57,11:10)→姥ヶ岳(11:30,11:50)→コル(12:00,12:20)→湯殿山(13:10,13,15)→ネィチャーセンター(13:42)→月山荘(14:05)=温泉=福島(17:50)
■写真
月山荘前バス停からの湯殿山 姥沢からリフトを利用 姥ヶ岳で記念撮影
姥ヶ岳からの滑降 コルから湯殿山への登り返し このあと雪に変わる
石跳川は所どころ開いている 雨の中ネィチャーセンターへ 入浴料200円の水沢温泉館

■行動記録
 月山も近くなったものだ、高速道路を利用すると福島から楽に日帰りが出来るようになった。福島を6時20分に立ち、高速を利用して丁度2時間で月山荘に着いた。インターネットで西川町のバスを調べておいた。昨年と同じく月山荘前が9時39分の発車である。ゆっくりと身支度しバス停で待つ。天気は良く湯殿山がきれいに見える。
 バスがきた。が、昨年と違ってバスでは無くワゴン車だ。30分後に別なバスが来るので待ってほしいとのこと。日曜日以外は乗車する人も少ないのだろうかバスの運転はしていないようだ。待つことしばし、10時15分、西川町の中型バスがやってきた。バス代は500円、これだったらメンバーを先に姥沢に置いてきて、運転手だけバスであがれば運賃が1人分で済んだのかななとど思いながら全員で乗車した。
 バスから降りてトイレ休憩、ここからリフト乗り場までは徒歩15分である。リフト代は1回券が560円、7分で標高1500mまで運んでくれる。月山のスキー場開きは4月10日で、今日は最初の休日になる。不景気のせいかスキーヤーの数も少なく、駐車場の車の数も少なかった。
 シールを付けて姥ヶ岳を目指す。ゆっくり登っても20分で姥ヶ岳に着く。好天にも恵まれ気温も高く、日焼け止めをしっかり塗る。メンバー全員で記念撮影をしてから、姥ヶ岳からの滑降にかかる。頂上から直接、北西斜面に入る。丁度良くザラメて滑りやすい。西に派生する尾根の手前の斜面を気分良く滑り、いくらか右に位置を変えて金姥からの尾根に乗り移って湯殿山とのコルまで一気に滑り降りる。
 コルで昼食を取った後、シールを着け直すのも面倒なのと斜面が急なので、スキーを担いで湯殿山の登りにかかる。アップダウンを繰り返して湯殿山山頂へ、雲行きが怪しくなってくる。どう見ても雪雲のようだ。湯殿山の山頂に着いた頃には雪が降ってきた。時間も充分あるので湯殿山でのんびり日向ぼっこでもと考えていたのだが、さっそく滑降を開始することにした。まずは南東に延びる尾根を滑り、右の大斜面を一気に降ったら左にトラバースして石跳川の右岸の尾根に戻る。この間、本当のひと滑り。あっと言う間に降りてしまう。ブナ林の中をゆっくり滑り、左に石跳川が間近に見えてきたら適当な斜面を見つけて沢に降り立つ。あまり尾根を滑りすぎると、時期によっては斜面に亀裂が入るので石跳川をネィチャーセンターに向かうのであれば適当なところで早めに沢に降りた方が賢明だろう。(亀裂が入って石跳川に降りられなかったら旧112号まで滑ればよいので、そう心配することもない。)今年は雪が非常に少ないと聞いていたので、石跳川が顔をだして滑れないのかと思っていたが、まあまあ雪も残っていてネィチャーセンターまで快適な滑りが楽しめた。湯殿山から30分ほどでネィチャーセンターに到着した。ここで宮城の朋友会のAさんとお会いした。
 車を置いた月山荘の駐車場まで「ふきのとう」を採りながら20分ほどかけて戻った。月山といったら「ふきのとう」で、我が家では、「天ぷら」と「ふきみそ」が好評なので毎年のおみやげになっている。下山したのも早かったので帰りは西川町の水沢温泉館でお風呂に入っていくことにした。水沢温泉館は入浴料が200円、隣にはレストラン、特産品売り場、日によっては駐車場脇で野菜などの即売も行われている。時間が許せば是非お立ち寄り下さい。福島到着が17時50分、明るいうちに着いてしまった。(I.I)
 
■概念図


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