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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3320
唐松岳
山行種別 山スキー
からまつだけ 地形図 白馬町


■山行期間 2002年5月5日
■コースタイム 八方ゴンドラ(7:30)→リフト終点(八方池山荘)(8:00,8:10)→八方池(8:48)→丸山ケルン(9:51)→稜線(10:30)→唐松岳(10:45)→2580m付近(11:25)→リフト終点(12:29)→ゴンドラ乗り場(12:45)
■写真
リフト終点から望む 第1ケルン 八方池からの稜線
2361mへの登り 唐松岳山頂

■行動記録
 猿倉の駐車場で目を覚ますと依然として雨が降っていたため鑓ヶ岳からの滑降はあきらめることとしたが、天候は回復基調と判断し稜線通しで行ける八方尾根からの唐松岳へ計画を変更する。
 八方のゴンドラ乗り場はスキー合宿らしい子供達がたくさんいる。雪が無いため、下りもゴンドラを利用することになり何かもったいない気持ちになる。
リフト終点について上の方を見ると、登山道には雪がないのでスキーを担いで登ることにする。天候は回復しつつあるように思えるが途中から上の方はガスの中で見えず、風が強く吹いて時には立ち止まって強風をやり過ごすことが度々あった。八方池付近には数張りのテントが張ってあり、そこから少し登ったところからは雪の上となるがスキーを担いだまま登り続ける。丸山ケルンを過ぎ、2554mのピークを少し過ぎたところでスキーをデポし、ガスで何も見えない稜線に出て山頂に向かう。山頂への登りは所々雪が出ているが今日は気温が高いため、雪は腐っており、結局アイゼンを使うことは無かった。
 山頂で記念撮影をして、スキーをデポした地点まで戻ったところようやくガスも切れ、唐松岳が姿を現した。結局我々が今日のスキーで滑り降りる最初のパーティとなり、突然の計画変更で事前情報を得ていなかったのでルートを判断しながらの滑りとなったが充分楽しめる滑りであった。八方池の先でスキーを担いでしまったが、うまく雪を拾って回り込めばリフト終点までスキーで滑り降りることがることができる。あとは雪の少なくなったゲレンデを滑り降りてゴンドラ乗り場へと向かった。
 このコースは、分かりやすそうなルートであるが、所々に出てくる南東方向に延びる尾根に入ってしまうことがあると地元の人が話していた。また、唐松岳を越えて唐松沢を滑るのも良いコースとのことであった。(M.K)
 
 
■概念図


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