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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3459
会津駒ヶ岳 2132.4m一等三角点峰
山行種別 山スキー
あいづこまがだけ 地形図 会津駒、檜枝岐


■山行期間 2003年4月18日〜19日
■コースタイム 4月18日 福島(20:10)=檜枝岐(23:30)
4月19日 滝沢登山口(6:47)→アンテナ(8:07,8:25)→会津駒ヶ岳(10:50,11:00)→アンテナ(11:30,11:40)→滝沢登山口(12:02)=福島(16:30)
■写真
滝沢登山口から歩き始める 夏道との合流点・アンテナ ブナ林の登り
針葉樹林帯を抜ける 燧ヶ岳がよく見える 駒ヶ岳への登り
会津駒山頂 ブナ林を滑る 山頂からアンテナまで一気に滑る

■行動記録
 前日、福島を発ちアルザの駐車場で仮眠をとる。朝、車を滝沢登山口に移動し身支度をして出発する。今年は3月になってから降った雪がまだまだ残っている。除雪してあるのはトイレの先の橋のところまで、シールをつけて歩き始める。上ノ沢を渡ったら左に入り、沢沿いに造林地の中を登っていく。スギ林に入ったら上ノ沢から離れて、右の小沢沿いにルートをとる。やがて右から林道が合わさるが、沢沿いに急斜面をさらに登っていく。沢の上部まできたら左の尾根に乗る。登山口から1時間ちょっとで、アンテナのある夏道と合流点に着く。
 アンテナまでくると尾根も広くなり、廻りはブナ林で樹間も広くなる。天気予報では午後から崩れる見込みで、雲行きもはっきりしない。しばらく登って行きコメツガとダケカンバの混成林を抜けると左に燧ヶ岳が見えてくる。天気さえ良ければ最高のロケーションだ。さらに登っていくと無木立の尾根に出て、会津駒の緩やかなピークが目の前に見えるようになる。一休みしてから山頂を目指す。10時50分、駒ヶ岳の山頂に立つ。休む間もなく雨粒が落ちてきた。シールを外し、写真を撮ってから、雨に追われるように滑り出す。
 雪質は湿った新雪がザラメ雪に変化したもの。滑るには相手が悪い。それでも所かまわず突っ込んで行くメンバーなので、写真を撮ろうかとカメラを出す間に誰もいなくなってしまう。
 途中で山スキーネットワークの人たちと出会い話が弾む。雨が追ってくる。早く降りた方が良さそうだ。雪質は悪いが、傾斜は滑るにはちょうど良い。30分ほどでアンテナに到着する。しばし休憩をとる。パンをほおばっていると、雨が追ってきた。急いで下降にかかる。夏道の尾根には曲がらないで、真っ直ぐ登ってきた尾根を滑っていく。沢の上部が確認できたら弱層テストをして沢を滑降する。今日のメンバーは飛ばす。林道を越え、さらに沢に入ると、朝は無かったデブリが右から落ちてきていた。長居は無用、上ノ沢まで降り、沢に沿って滑って、橋を渡って登山口に着く。急ぎ足の山行だったが、何とか駒ヶ岳の山頂まで行けた安堵感と充実感で、今日の一日も終わった。駒ノ湯で汗を流し明るいうちに福島に戻った。(I.I)

 
■概念図


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