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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3975
吾妻山・前大巓 1911mピーク
山行種別 山スキー
あづまやま・まえだいてん 地形図 吾妻山


■山行期間 2007年4月30日
■コースタイム 福島(7:50)=兎平駐車場(8:45,9:14)→蓬莱山・雪上訓練(9:50,11:20)→酸ヶ平避難小屋(11:35)→前大巓(12:08,12:28)→姥ヶ原(12:37)→兎平駐車場(13:12)=福島
■写真
蓬莱山で雪上訓練 酸ヶ平避難小屋の立派なトイレ 鎌沼は雪に覆われている
前大巓のピークを見上げる 前大巓から東大巓を望む 前大巓の南東斜面は格好のゲ
レンデ
鎌沼手前から東吾妻を望む 鎌沼の脇で小休止 姥ヶ原東端の導標
兎平へ降りる途中にある古い
ツアー標識
途中のダケカンバの林 兎平の駐車場から一切経を望む

■行動記録
 県連主催のハイキング登山者のための雪山教室に参加するために福島をゆっくりと出かける。駐車料金のかからない兎平駐車場に車を駐め、登山靴を履いて準備をしていると、相馬山歩会のMさんが声を掛けてきた。一緒に蓬莱山を目指す。今年の吾妻山は雪が少なく、例年だと兎平から蓬莱山へは真っ直ぐ歩いていっても支障ないのだが、途中で沢が顔を出していた。
 蓬莱山でハイキング登山者のための雪上歩行訓練と滑落停止の練習をする。滑落停止と言ってもピッケルもアイゼンも持たないで止める。簡単に覚えられて「ざらめ雪」であれば多少クラストした雪面でも結構止めることができる。ピッケルを持っていないときのスキー山行には有効である。
 訓練を終え解散となってから、ひとり前大巓を目指す。酸ヶ平避難小屋を過ぎ、前大巓の麓までトラバースする。前大巓の南東斜面はしっかりと雪がついていた。一旦1928mピークとのコルに向かって登り、稜線に出てから前大巓の最後の登りにかかる。風は無く快晴。12時08分、前大巓の山頂に立つ。
 シールを外しパンとバナナをほおばり昼食を済ませる。いよいよ前大巓の滑りである。久しぶりの登山靴での滑降だが、慣れるのに時間は必要ない。ひと滑りで鎌沼の畔に着く。スケーティングで鎌沼の南端まで行って小休止する。
 雪が消え木道が顔を出している。スキーを担いで木道を姥ヶ原の東端まで行き、再びスキーを履く。先ほど登ってくるときに夏道が出ていたので、いくらか東吾妻寄りにルートをとり林の中を通って沢に降りる。今では木々が混んで使われなくなった吾妻小屋からのツアールートの標識を確認して、兎平の駐車場に戻った。駐車場からは一切経がきれいに見えた。スキーを車に放り込み帰路についた。(I.I)

■概念図


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