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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3407
富士山 3775.6m二等三角点峰
山行種別 積雪期一般
ふじさん 地形図 富士山、須走


■山行期間 2002年11月3日
■コースタイム 富士スバルライン・河口湖五合駐車場(5:25)→滝沢林道・登山道分岐(5:39)→花小屋(6:45)→3250m地点(9:13)→久須志神社・久須志岳(薬師ヶ岳)(11:50-12:16)→河口湖五合駐車場(16:00)
■写真
麓から富士山を望む 七合目 アイゼンを着けて山頂を目指す
久須志神社の鳥居 今日はここまで 薬師ヶ岳のピーク・後は剣ヶ峰

■行動記録
 夜の東北道を南下して行くと、だんだん霧が濃くなって、ついには佐野ICで高速道を降りることになり、吉田口の林道にテントを張ったのは朝方となってしまう。最初から予定が狂ってしまい、さらに佐藤小屋までは車が入れるのかと思っていたら、ゲートがあるのを見てがっかりし、スバルラインに方向転換する。計画を変更し、スバルラインの駐車場で泊まり、3日の日帰り山行とした。
 翌朝起きると天候は晴れ、早々に朝食を済ませヘッドランプを点けて出発。吉田口からの登山道と合流するあたりから風が出てくる。単調な砂利道を登って行くと、ところどころ道が凍っていたり、雪が出てくる。雪が多くなってきた7合目の小屋でアイゼンを着け、登山道を忠実に登っていく。8合目を過ぎたあたりから、雪が吹き付けるようになり、メンバーの一部が頭痛などの体調不良を訴える。9合目から上は完全に雪に覆われ、登山道が判らなくなったこともあり、メンバーの安全を考慮し、3ピッチほどザイルを出して登ると傾斜が緩くなり、久須志神社に到着する。計画ではお鉢を廻る予定であったが、時間が経過しているため、外輪山(薬師ヶ岳)からガスの切れ間にお鉢を見て記念写真を撮って下山とした。下りも2カ所だけザイルを出して安全を確保する。後は、ガスと雪でホワイトアウトの中ひたすら歩き続け、駐車場を目指す。事前の情報をもっと集めておく必要があった点を反省しています。(M.K)


 
■概念図


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