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No.4104 |
和賀岳 |
1440.0m一等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
わがだけ |
地形図 |
北川舟、陸中猿橋 |
山行期間 |
2008年7月10日 |
コースタイム |
高下登山口(8:18)→赤沢分岐(8:48,8:55)→高下分岐(9:22)→和賀川徒渉点(9:57,10:10)→こけ平(12:00)→和賀岳(12:37,13:08)→こけ平(13:34)→和賀川徒渉点(14:53,15:00)→高下分岐(15:45)→赤沢分岐(16:08)→高下登山口(16:34) |
写真 |
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和賀岳植物群保護林の案内板 |
高下登山口の登山届け箱 |
赤沢分岐 |
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樹林帯の登り |
高下分岐から和賀川徒渉点へ |
和賀川で小休止 |
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ガスの中から和賀岳が現れる |
山頂までニッコウキスゲの群落が続く |
和賀岳山頂の祠 |
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山頂には一等三角点がある |
山頂でのんびり休憩 |
こけ平からガスが切れた山頂を振り返る |
行動記録 |
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前日は秋田駒ヶ岳に登って、その花の多さに感激をした。次は和賀岳に登るため西和賀町にある志賀来キャンプ場に泊まることにした。キャンプ場の受付は沢内バーデンのフロント、沢内バーデンお風呂は300円、キャンプ場使用料一人200円である。翌日は福島に戻る日なので早く休むことにした。
夜半になって強い雨がテントを叩き目が覚めた。和賀岳は駄目かと思いながら寝直したら1時間ほど予定より朝寝坊してしまった。何とか雨はあがったのでテントを撤収して高下登山口に向かう。
県道を雫石方面へ戻り、高下林道に入る。「和賀岳登山道入口」の案内板があるので注意すれば見逃すこともない。林道は高下川に沿って登っていく。登山口は林道の終点になっている。登山口の少し先の林道の回転場所が駐車場になっている。登山口から過ぎの造林地に入り込むと、道は勾配を増してくる。真木渓谷からの登りと違って最初から急勾配である。ブナ林になって良い感じになってくると高下岳からのびる尾根に出て赤沢分岐に着く。ちょうど1ピッチ30分かかった。小休止をとってから尾根を登っていく。周りはブナ林で、登山者に出合うこともなく静寂の中を進む。30分ほどで高下分岐に着く。登山道はここから尾根をトラバースするようになり、やがて和賀川への急な下りに変わる。途中2カ所ほど水場があるが、登り始めたばかりで補給を必要としないのでパスをする。
長い下りが続いた後に沢音が聞こえてくる。和賀川徒渉点に9時57分に着く。朝寝坊した分だけ行動時間が遅れている。和賀川は飛び石で越える。朝方に雨が降ったが、増水はしていなかった。用心のためストックを持ってきたので、濡れずに渡渉できた。
対岸に渡ると登山道はすぐに急登になる。この先急坂は、こけ平まで続く。高度計を見てもなかなか上がってくれない。ゆっくりゆっくり2時間ほどかけてこけ平にたどり着く。和賀岳が目の前に見えるはずなのだがガスに隠れて見ることはできない。それでも徐々に天候は回復しガスが薄くなり、見晴らしがきいてくる。尾根にはウスユキソウやハクサンフウロ、シャジン、トウゲブキなどが咲いていて私たちの目を楽しませてくれる。次に尾根はニッコウキスゲの群落となる。ニッコウキスゲの群落は和賀岳の山頂まで続く。秋田駒とはまた違った魅力がある。
誰もいない和賀岳山頂には一等三角点と小さな石の祠がある。ガスが切れた山頂で、のんびりと寝そべって遅めの昼食にする。30分ほど休憩してから車を置いてきた高下登山口に戻る。こけ平まで下り振り返ると和賀岳が綺麗に見える。
こけ平から和賀川徒渉点までは急坂が続く。いいかげん膝に負担がかかってきた頃、ようやく和賀川に着く。予定より遅れているが、いいかげん疲れてきたので小休止をとる。高下分岐への登りも急坂である。尾根近くなってようやく登りから解放される。赤沢分岐からの急坂を下り高下登山口に着いたときには16時30分を過ぎていた。沢内バーデンでお風呂に入ってから福島に戻った。(I.I)
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和賀岳で見た花(大きくして見ることができます) |
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ウスユキソウ |
トウゲブキ |
ハクサンフウロ |
シャジン |
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ヒナザクラ |
ニッコウキスゲ |
イワイチュウ |
タニウツギ |
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オトギリソウ |
ウラジロヨウラク |
クモマニガナ |
ハクサンシャクナゲ |
概念図 |
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