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No.4115 |
高尾嶺 |
869.3m三等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
たかおみね |
地形図 |
会津高田、宮下 |
山行期間 |
2008年8月11日 |
コースタイム |
大谷地集落跡(9:10)→大谷地溜池(9:15,9:27)→高尾嶺山頂(10:34,10:42)→大谷地集落跡(11:30) |
写真 |
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大谷地溜池 |
大谷地溜池より望む山頂 |
高尾嶺の三等三角点 |
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わずかに開ける北東方向 |
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行動記録 |
高尾嶺は旧新鶴村の最高峰であったが、町村合併で会津美里町となりその座は明け渡した。会津百名山の1つでありいずれは登らなくてはと思い計画してみた。
この山に関するデータは少ない。ガイダンスに紹介されているルートを登ることにした。朝、家を出て高速道を使い磐越道の新鶴パーキングのETC専用ゲートを出る。まずは、中田の観音様を目指して走り、ひと山越えて県道会津高田・柳津線に乗る。後は道なりに進めると二岐ダムあたりから登り勾配になり、さらに県道は大きくカーブを描きながら登って行く。登り切る峠の手前、左側に市野の集落を過ぎると左側に砂利道のT字路が入口となる。その先は路面が荒れていて乗用車の乗り入れはお勧め出来ない。
路肩の雑草は苅り払いされているのが救いである。この砂利道も一見林道と思われそうであるが、林道ではない。多分昔奥に集落があり、溜池の管理もしなければならないことなどから、昔村道、今は町道でないのかと思われる。
2kmほど進むと廃村となった大谷地集落跡になる。廃屋と物置などがある。車はここの集落跡に駐車すると良い。この先には駐車スペースも回転場所も無い。身支度を整え出かけるとすぐに大谷地溜池に到着する。堤防の上から目指す高尾嶺の姿を確認する。スイッチバックのように反対側に道が続いているので登っていく。一段登った所は耕作地の跡であろうか、荒れ放題で夏草が伸びている。地形図にある点線記号に沿ってそれらしく道跡らしきものがあるので行ってみる。
なんとか進むことが出来る。道はスギ林の中に入り何とか先を進めることが出来たが、スギ林の切れた所で万事休す。藪の世界である。道型もあるが、灌木類に覆われている。右手の高みを見ると地形図から判断して頂上から続くと思われる尾根筋が見えたので、尾根目指して藪に突入する。藪は最初だけで林の中に入るとさほどでない。尾根に乗ってしまうと更に歩きやすくなり、思ったほどの藪ではない。周囲はナラ、ミズナラの林であるが、昔は薪炭林施業で伐採を繰り返し行われていたのであろうが、燃料が変化してからは伐採も行われていない分、木は大きくなり歩き易くなったのかも知れない。反面、山道が無くなったのかも知れない。尾根筋を着実に進めると頂上と思われる平坦部に出た。三角点を探すのは大変であるが、今回はGPSに助けてもらい難なく三角点を見つけることができた。北東方向は少し見晴らしがきくがあとは緑の世界である。帰路は往路を着実に下って大谷地溜池サイドにたどり着いた。(S.O)
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概念図 |
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