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No.4125
磐梯山 1818.6m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ばんだいさん 地形図 磐梯山、猪苗代

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山行期間 2008年9月17日
コースタイム 翁島登山口(9:10)→ゲレンデ上部(10:20)→磐梯山(12:09,12:45)→ゲレンデ上部(14:12)→翁島登山口(14:58)
写真
ゲレンデが駐車場 ゲレンデの草刈りをしていた 翁島登山口
岩の上に祠がある 登山道の左側はゲレンデ 夏のリフト運転の案内板
アキノキリンソウ 振り返ると猪苗代湖が一望できる ウメバチソウ
ナデシコ イワインチン シャジン
山頂は近い 山頂の岡部小屋(売店) 山頂の石の祠
裏磐梯の檜原湖も眼下に見下ろせる 山頂の案内板の前で記念撮影 町営牧場から見た磐梯山

行動記録
 磐梯山の登山口は猪苗代スキー場からの表登山口、そのほかに裏磐梯登山口、八方台登山口、川上登山口、渋谷登山口、それに今回登った翁島登山口の6コースがある。今回は翁島登山口から登ってみた。
 このコースの良いところは、振り向くと常に猪苗代の雄大な眺めが見られることと登山者が少なくて静かな山歩きができること。ただし山頂まで一直線に高度を上げるため急坂が続く。
 福島をゆっくり出発し、登山口となる猪苗代リゾートスキー場に向かう。翁島登山口(押立登山口)はスキー場のゲレンデの途中にあり、昭和の森からも入ってくることができる。駐車場はゲレンデの中の舗装路脇にあり、10数台は楽に駐められる。
 登山口には案内標識と登山届のボックスがある。身支度をして登り始める。今日はゲレンデの整備のためにスキー場の方が作業をしていた。ゲレンデ脇の樹林の中を登り始める。登山道はすぐにゲレンデ内の砂利道に出るので、案内板に沿って右に折れゲレンデを横切る。今度はゲレンデの右側の樹林帯の中を登っていく。勾配も徐々に増してくる。
 歩き始めて1時間ちょっとでゲレンデ最上部と高さを合わせる。左の道は最上部のリフト乗場になっていて、夏のリフト運転の案内板が木にくくりつけられていた。。
 ちなみに今年の運転は、5月ゴールデンウイークから始まり、途中の土日、それに夏休みの8月31日まで、これからだと10月までの土日祝日、10月の連休から11月9日まで毎日運転することになっている。なお、雨天などで運転しないときは、県道猪苗代・塩川線のリゾートスキー場入口のところに看板が立っていて、「本日運休」とお知らせしてくれている。今日は9月の平日なので運転はしていない。
 スキー場の上部を過ぎ、樹林帯を抜けて周りの木々が低くなってくると、登山道はさらに勾配が増してくる。振り返ると猪苗代湖が眼下に見えるようになる。このコースならではのロケーションだ。9月に入っても、まだまだ花が咲いている。低木帯から岩石地を越えると最後の登りにかかる。目指す山頂は目の前だ。
 12時09分、登山口から3時間ほどで山頂に到着する。磐梯山は三等三角点の山として知られているが、国土地理院の基準点現況状態では2001年9月15日現在で不明とされ、三角点の石柱を写真に撮ることはできない。石が堆積した山頂には小さなな石の祠が祀られてある。
 静かに登ってきた翁島登山口のコースとは違って、山頂は多くの登山者で賑わい、一段低いところに立てられている山頂を示す案内板の前は記念撮影の順番待ちの人で一杯だった。私たちも写真に収まり、車を置いてきた猪苗代リゾートスキー場の登山口に戻った。(I.I)


概念図



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