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No.4126
背炙山・羽黒山 823.0m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
せあぶりやま・はぐろやま 地形図 若松

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山行期間 2008年9月20日
コースタイム 温泉駐車場(13:55)→羽黒神社入口(14:06)→羽黒神社(14:35)→羽黒山(14:53)→県道(15:00)→遊歩道入口(15:25)→無線中継所(16:00,16,15)→温泉駐車場(17:25)
写真
羽黒山神社入口の赤門 階段が神社まで続く 羽黒山神社御社
神社脇の御水屋 羽黒山から県道に出た地点 県道より羽黒山を望む
通行止めの県道からの遊歩道入口 スズメバチのため遊歩道は通行禁止となっている 東北電力無線中継所のアンテナ
帰路の石山遊歩道の入口 遊歩道の様子 会津東山自然休養林の石碑

行動記録
 実家での用事が午前中で終わり、午後は背炙山と羽黒山に行ってみることにした。これらの山は会津百名山でありながら半端な山である。県道を利用して車で行けばあっとの間に登れるし、背炙山となっている863mポイントは三角点ではなく公園の中である。823.0mの二等三角点を対象にしてないか不思議であった。とりあえずガイダンスに従い登ってみることにする。
 車は温泉街入口右手に温泉客用の駐車場がありそこへ駐車させてもらう。身支度を整え温泉街へ向かう。駐車場から10分ほどで、赤い門構えの羽黒山入口になる。そこから神社まで階段の登りとなる。標高差は約300mほどありジグザグの登りだ。階段のコーナーとなる部分にはガイダンスにある石仏が祀られている。
 階段ばかりの登りも辛いが、階段の蹴上がりの高さと巾が私にとって丁度合っているので助かる。高度計を見ながらそろそろかなと思ったころ正面に御本社が見えてきた。右手に手洗いがある。飲用不可となっていたが飲んでみると冷たく美味しかった。一休みして本社の右手に踏み跡があるので登っていく。
 地表にはトチの実がたくさん落ちていたが食用にするには手間がかかるので素通りする。正面が羽黒山山頂かと思われるところで踏み跡が右と左の二岐となる。どちらに行く手を取るか悩んで、左に進むと鞍部に出てそこから山頂方面へ踏み跡がある。山頂部は見晴らしも何もない。こんなものかと思い踏み跡が続いているので行ってみると先ほどの踏み跡と交わりすぐに県道東山温泉線に飛び出した。
 そこからガイダンスにある遊歩道までは県道のアスファルト歩きとなる。遊歩道の入口まで行ってみると「スズメバチの巣があり危険につき通行止め」となっている。スズメバチに刺されてショック死する事例は沢山報道されている。特に2度目に刺されると死亡の危険が増すらしい。まだ一度も刺されてないが安全策をとって県道歩きとする。
 県道歩きは、歩いている脇を車の往来が沢山あり、なんでこれが百名山なのだ、車で来れば楽勝ではないかなどと思いながら進めていく。ガイダンスの863mポイントはいつでも誰でも行ける公園なので今回は割愛して、点の記で「背炙」となっている二等三角点を目標として歩く。
 山頂付近は各種放送局のアンテナが沢山ある。点の記によれば東北電力無線中継所の脇に三角点があるとなっているが、行ってみると灌木類の藪で三角点は見つからない。時間も時間なので諦めて戻ることにする。羽黒山に飛び出した先に遊歩道があり帰路は遊歩道の下りとなる。けっこう整備された遊歩道である。再度、県道に出たところには東山自然休養林の石碑が建っているが、車社会となっている現在、どれだけの人が訪れるのか疑問である。(S.O)


概念図



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