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No.4145 |
堂六神山 |
477.2m三等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
どうろくじんやま |
地形図 |
磐城草野 |
山行期間 |
2008年10月27日 |
コースタイム |
県道・カレ沢の砂防ダム(11:36)→最初の小ピーク(12:15)→尾根(12:51)→堂六神山(12:58,13:10)→最初の小ピーク(13:33,13:43)→砂防ダム・県道(14:00) |
写真 |
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真野ダム |
ロックシェッドの100m東方 |
カレ沢には3つの砂防ダム |
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両岸の岩が立ってきたら左の尾根に取り付く |
二つめのピーク手前から踏跡がはっきりしてくる |
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標柱杭がある |
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大きなモミの木が出てくると道形ははっきりしてくる |
標柱杭と土塁 |
堂六神山の三等三角点 |
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山頂はこんな感じで見晴らしは無い |
最初の小ピークから下部の写真、岩の混じる急峻な尾根 |
鹿島方面から堂六神山を振り返るがピークが見えなかった |
行動記録 |
堂六神山は南相馬市鹿島区の西方に位置する。西側のピークは飯舘村と境を接するが、三角点あるピークは南相馬市になる。登山道は無いが、岩の混じる急峻な斜面をよじ登り、微かな踏跡を探しながらピークに立つことが出来る。
家の用事を済ませてから真野ダムへ向かう。真野ダムへは福島から車で1時間ちょっとかかる。登り口は国土地理院の点の記のルートと決めていたので真っ直ぐ目的地を目指す。真野ダムを過ぎ、ロックシェッドをくぐり、右に立石、大穴鍾乳洞群の分岐を分けると、すぐに左側に涸沢がある。距離にしてロックシェッドを出てから100mちょっとのところだ。山側の路側が広くなっていて車を駐めることができた。奥を覗き込むと涸沢には砂防ダムがあり、踏跡がついていた。
身支度をして登り始める。砂防ダムは3つあり、右岸(左側)には踏跡がついているので、それを頼って登っていく。少し行くと涸沢の両岸が切り立ちゴルジュの様相を見せる。水が流れていれば立派な滝になりそうだ。涸沢の岩場は避けて両岸の岩場が見えたら左の尾根に取り付く。
尾根は岩の混じる急峻な斜面だ。立木を掴んでよじ登るが、枯れ木が混じるので掴む木を選ばないと転落する危険もあるので注意したい。しばらく急斜面を登っていくと最初の小ピークに辿り着く。危険箇所はここまでで、次の登りは樹林帯の中の急な枝尾根になる。少し登ると踏跡がはっきりしてくる。
二つめのピークを過ぎ、モミの木の大木が出てくると道形はさらにはっきりしてくる。ここまでくると稜線は近い。
やがて町村境の標柱杭と土塁にぶつかる。左が小ピークで右が堂六神山のピークだ。土塁は町村境の通りに西方と北方の二方向に延びていた。右に折れ山頂を目指す。踏跡がはっきりしなくなった。5分ちょっとで堂六神山の山頂に着く。山頂には三等三角点があるだけで、見晴らしは無い。飯舘村のホームページに書かれている「十六善神」の祠は残念ながら探しても見つからなかった。もっと良く探せばあったのかも知れないが、下山してからでは確かめようもない。次に登った人に確認していただき教えていただくしかない。
山頂で昼食をとってから下山にかかる。土塁に沿って別コースをとる手もあったが、土塁の両側を確認したが踏跡らしきものも見あたらず、無理をしないで登ってきたルートを戻ることにした。第二の小ピークから最初の小ピークまでは、問題なく下ることが出来る。最初の小ピークからは岩の混じる急峻な下りで、慎重に降りていく。バランスを崩せば3〜4mは転落しそうな感じだ。斜面が幾らか緩やかになったら左の沢にトラバースして降りると、登ってきたときの砂防ダムの脇についている踏跡に出る。登り口はもうすぐだ。14時ちょうど、下り始めて50分ほどで車を置いた県道に戻った。(I.I)
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概念図 |
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