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No.4235 |
代皇山 |
227.3m四等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
だいこうやま |
地形図 |
霊山 |
山行期間 |
2009年6月8日 |
コースタイム |
登山口(11:14)→代皇山(11:36,11:45)→登山口(11:55) |
写真 |
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代皇山の登山口 |
敷地の間を通っていく |
登る人だけ取って良いワラビ畑 |
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時期には水芭蕉が咲く |
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マタタビ |
空堀の跡 |
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参道はこんな感じ |
山城跡か城郭が残っている |
急坂にある手引の観音 |
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山頂にある観音堂 |
代皇山にある四等三角点 |
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醍醐山千手観世音菩薩の由緒書 |
西国三十三観音についての説明書き |
子持石観音が祀られている |
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見晴らしの岩から見た景色 |
山頂の三十三観音 |
山頂の雷神様 |
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見晴らしの岩 |
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写真は拡大して見ることが出来ます |
行動記録 |
伊達市霊山町にある代皇山、地元では醍醐山、台子山とも呼ばれ、山頂には千手観世音菩薩がおさめられている観音堂がある。案内板も地元の人たちによって良く整備されている。
寝不足が続き、久々に朝寝坊してから自宅を出た。福島市山口のコンビニで昼食を買い出しし国道115号線を掛田に向かう。ナビを登山口にセットする。車は霊山寺に向かうと道路の左側に代皇山の案内板が確認できた。特に駐車場は無いので道路東側の広い路肩に車を駐める。2〜3台は駐めることができそう。
平日でもあり、こんな小さな山を訪れる人も無いので邪魔にならないようにして路肩に駐めさせてもらう。身支度をして出発する。登山口には地元の人が案内図や台子山についての由緒を印刷して準備してくれていた。
参道は木幡メリヤスと東邦建設の間を通る。左にはワラビ畑があり、山に登った人だけが自由に採っても良い旨の看板が立ててある。道はその先、右に作業道を分け、左にしっかりした道を分ける。左は竹林を通って民家へ向かっているので、代皇山は真っ直ぐ登って行けば良い。
次に右に水芭蕉、左にカタクリの案内板が出てくる。時期が合えば花を楽しむことが出来そうだ。葉の裏が白いマタタビの木を左に確認し、さらに登ってゆくと空堀の跡に着く。ここで中間地点ぐらいだろうか。霊山城の出城の一つであったこの山には、空堀や連郭だったと思われる箇所もある。
やがて手引の観音の案内板のところに着く。道は迂回して緩やかについているが、旧参道は真っ直ぐ急斜面を登っている。草に埋もれてわかりづらいが急坂の途中に手引の観音」があった。
迂回路を進むと道は尾根に戻る。そこには小さな三十三観音の石像がたち、参拝者たちを迎えてくれる。尾根の奥には観音堂が建っている。観音堂には「千手観世音菩薩」が納められ、その由緒書が掲示されている。また西国三十三観音についての説明書きなどもあり史跡として地元の人たちに大切にされていることがわかる。
標高は227.3mと低いものの山頂からの見晴らしは良い。目の前に見える霊峰霊山や御幸山はもちろん、西方には吾妻の山々を確認することも出来る。眼下にはハウス団地中側・山戸田地区の田園風景が広がる。写真をとりながらゆっくり登っても20分ほどの小さな山であるが、地元の人たちに愛され、良く整備されている。地元の人でなくとも違和感なく登ることができ、暖かい気持ちになれる。(I.I)
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概念図 |
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