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No.4260
苗松山 498.2m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
なえまつやま 地形図 玉ノ井

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山行期間 2009年8月22日
コースタイム 林道取り付き(13:40)→木製の祠(14:00)→苗松山(14:10)→林道取り付き(14:28)

行動記録
 夢想山を終えて苗松山へ向けて移動する。苗松山は国土地理院の点の記図もある。データが古く取り付き点がいまいち不明であるが、とりあえず大玉村の林道三ツ森線へ向かう。
 途中、三ツ森集落で林道を農作業を終えて下ってくる地元の年老いた方が来たので、苗松山のことについて聞いてみた。昔は登山道があり、山頂(実際は別場所)に3つの祠があり何度も行ったことがあとのことであった。今は道も荒れ果てて誰も行かないとの情報を得て、登った尾根を教えてもらった。点の記図とも合致する尾根である。
 祠のある山であったら昔の登山路の踏み後ぐらいはあるであろうと思い、林道を進んで行くと舗装道から砂利道になり、沢を横切ったところに教えられた尾根筋が見えた。
 車を降りて偵察すると、林道より尾根方向に向けて薄い踏み後を見つけることが出来、登ってみることにした。
 林道より尾根まではすぐであった。尾根に乗って先を進めるが、踏み後は薄く続いており登るのに支障はない。さらに先を進めるといつしかはっきりした踏み後が現れる。私にとっては登山道と同じである。所々のは木に赤いビニールテープも巻かれている。頂上近くになって周辺は平坦となってきて、導かれるように進めるとアカマツに囲まれた木製の祠が目に入る。
 祠は3基あるが1基は朽ち果ててつぶれていたが、2基は原型をとどめている。祠があることは、それなりに目的や理由があったのであろうが、現状からすると訪れている人もいないようである。現在地点は山頂ではないのが周囲の様子からわかるので、三角点を探べく、標高の高い北の方角へ進める。
 周囲は平坦地で地形図と磁石で探すのが面倒なのでGPSにスイッチを入れて現在地確認と三角点方向を確認する。後はGPSに従って行くと容易に三角点にタッチすることが出来た。脇には山名を刻んだパネルもあり、アカマツ林のなかで展望は全く無い。登る前に、安達太良山の展望台になればと考えていたが甘かった。山頂より北側にも踏み後は続いていたが未確認である。三雄山方面からかと推察しながら登路を忠実に戻った。(S.O)


概念図



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