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No.4264 |
那須沢山・権現岩 |
那須沢山 1044.9m二等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
なすざわやま・ごんげんいわ |
地形図 |
田島 |
山行期間 |
2009年8月29日 |
コースタイム |
旧赤土峠・登山口(8:54)→那須沢山(9:48,9:53)→970mP(11:28,11:38)→権現岩(12:15,12:25)→970mP(12:45)→那須沢山(14:00,14:10)→旧赤土峠・登山口(14:37) |
写真 |
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登山道入口の案内板 |
道祖神も昔のまま |
登山道に沿ってある案内板 |
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刈り払いされた山頂部 |
那須沢山二等三角点 |
コンクリート境界杭と周りの状況 |
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970mPの境界杭は大きい杭 |
太陽照度が多いとササで覆われる |
権現岩の様子 |
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権現岩より見た見明山方面 |
権現岩より下郷町方面 |
権現岩の木にテープ・赤布が |
写真は拡大して見ることが出来ます |
行動記録 |
前日、窓明山から坪入山は時間切れ撤退。下調べで行った舟鼻山は藪の凄さに敗退。田島町で路上生活者の一夜を過ごして那須沢山から権現岩までの挑戦となった。
那須沢山は200年9月22日に一度登っているが、標識も整備され、当時と比べて様子が変わったとの情報もあり今回その確認も兼ねて登ることにした。
この日のコースは2007年の秋、新潟県のSさんが歩いた記録が報告がされているので、それを参考に権現岩まで足を伸ばすことにした。また、最近栃木県のNさんが林道大沢入線より地形図の破線部分を登って権現岩までの記録が報告されている。
今回歩くコースは南会津町と下郷町の町境を歩くコースで下郷町部分は国有林となっている。境界線上にコンクリート杭が設置されていて、立木に赤スプレーがしてあり、これが歩く目印となる。確かめてはいないが、以前登った見明山まで続いているものと思われる。
以前来た時には那須沢山の案内板などは無かったが、今回再度訪ねると登山口はもちろん登山道に沿って「那須沢山登山道」の案内板が随所にあった。
以前は、山頂部も暗い木々の中に三角点と古びた案内板が一枚であったが、大きく刈り払いされて明るくなっていた。しかし相変わらず展望はなかった。
山頂で休憩後先に進める。赤スプレーを目印に歩き始めるが、踏み後があり所々にテープもあり、藪山であるが支障が無く歩を進めることが出来る。楽勝かとあまり地形図も確認しないで先を進めると1020mのところで赤スプレーを見失う。境界は1020mの小ピークから北方向へ向かうが直進して南東へ向かう尾根の方向へ向かったことに気づき慌てて方向修正となった。
それ以降は地形図とにらめっこで現在地確認となった。赤スプレーの怪しい所、不明瞭な所は赤布を付けた。赤布は下山時、回収してくるが今回は未回収とした。地形図の970mPに来ると境界杭が一回り大きい標柱となっていた。那須沢山の山頂三角点脇にも同じ大きさの杭があった。境界杭設置の決まり事があるのかもしれない。
杭に腰を落としてランチタイムとして先を進める。一端下り再度登りとなる。目的の権現岩への最後の登りである。登るにつれて地形図からは読み切れない状況となる。境界線はやせ尾根となり小高い権現岩までは左右が切れ落ちた岩場の歩きとなり慎重な歩きが要求される。登り切った所が権現岩なのであろう。周辺には何もなくテープ、赤布が付けられた木と見明山方面の展望が開ける。来る途中もほとんど展望は無く唯一展望の開けた場所かもしれない。帰路は往路を着実に戻る。(S.O)
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概念図 |
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