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No.4259
会津駒ヶ岳 2132.4m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
あいづこまがだけ 地形図 会津駒ケ岳、桧枝岐

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山行期間 2009年9月9日
コースタイム 滝沢登山口・階段(6:40)→臨時ヘリポート(7:12)→水場(7:57,8:08)→会津駒ヶ岳(9:21,9:26)→駒ノ小屋(10:15,10:18)→草原のベンチで小休止(10:30,10:42)→水場(11:27)→臨時ヘリポート(11:56)→登山口・階段(12:18)
写真
滝沢登山口の階段 以前の臨時ヘリポートだが今は藪で覆われている 水場は登山道から少し下がったところにある
冷たい水が得られる トリカブト
急坂が終わると木道が出てくる 天気さえ良ければ休み場から会津駒のピークが見える
会津駒ヶ岳、中門岳は高層湿原になっている 木道を歩いて駒ノ小屋へ向かう 山頂手前にある駒ノ小屋、有料トイレも整備されている
駒ノ小屋の脇にある駒ノ池 会津駒ヶ岳の一等三角点 山頂の標柱
駒ノ小屋から下りる頃にはガスも切れてきた 燧ヶ岳も少しだが顔を出し始めた ガスも切れ会津駒ヶ岳のピークが見えた
山スキーの時の目印である八木アンテナ 駒の湯で汗を流してから帰路についた
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行動記録
 家内が行ってみたいと言うので、久々に雪のない会津駒を訪れてみた。翌日の夕方に用事があるので、前夜の内に檜枝岐まで入ることにした。ルートは福島から東北自動車道を白河スマートインターチェンジまで行き、国道289号線・甲子道路で真新しい甲子トンネルを抜けて下郷町に出た。白河までは通勤割引が適用されるし、檜枝岐までの所要時間も3時間ほどで行けるので、最近はもっぱらこのコースを通るようにしている。
 なお、南会津町田島の田島橋の橋梁補修工事のため国道121号線は橋の手前で通行止めになっていて迂回路を通るようになる。下郷から国道121号線に出ないで県道高陦田島線を走るといくらか早い。檜枝岐スキー場まで入り車で仮眠をとった。
 翌朝、食事をしてから滝沢登山口へと移動する。車は階段のある登山口のところに4台、奥に5〜6台、少し手前に戻るとカープのところへは15台程度は駐めることができる。平日だと言うのにすでに6〜7台の車が駐まっていた。車を駐めて身支度をする。周りに駐められた車は、いずれも県外ナンバーである。
 登りは階段から始まる。臨時ヘリポート跡までは比較的急な支尾根を登っていく。30分ほどで尾根に出る。この尾根は冬の登りに使うルートで、春は反対側の下ノ沢側の沢を滑るとしっかり雪がついている。山スキーの時の目印である八木アンテナを過ぎ登っていくと、「水場」の標識が出てくる。ちょうどコースの中間で、階段の登山口からゆっくり登ってきて1時間ちょっとである。水場は上ノ沢右支沢の源頭で、3分ほど下りたところにある。この上、山頂まで水場は無いので、足りないと思ったときは補給しておくと良い。
 この後も適度な斜面が続く。水場から1時間ほど登ると道はオオシラビソの樹林帯から抜け緩やかになる。草原の中の木道を歩進むと会津駒の高層湿原だ。右側にベンチのある休み場があって、天気が良ければ会津駒ヶ岳の山頂が一望できるところだ。今日は残念ながらガスで見えなかった。池塘もあり、もう少し過ぎると草紅葉が見事な場所でもある。駒ノ小屋を左に見て駒ノ池の脇をすり抜けて会津駒の山頂を目指す。中門岳への道から直角に折れて階段を登って行くと一等三角点を持つ山頂に着く。周りは笹で覆われているが、笹越しに展望が得ることができる。ここので2時間ちょっとで登ってこれるので、朝早くから登ってきたのであれば、この先の中門岳まで足を伸ばすと良いと思う。ゆっくり散策をしても休憩も含めて2時間あれば余裕を持って往復できる。
 私たちは夕方までに福島に戻らなければいけないので山頂で写真を撮ってから下山する。駒ノ小屋では、トイレを見学。県外からの登山者も多く、まさに観光地の山と言った感じで、これも時代の流れかなと感じた。
 木道を戻り、草原のベンチのところまでくるとガスも切れて会津駒のなだらかなピークが姿を現した。燧ヶ岳も少しだが雲が切れ始まった。まあまあの天気に満足しながら登山口へと戻った。
 その後、駒の湯で汗を流し、お腹がすいたので甲子道路の道の駅でお蕎麦を食べた。味には無頓着な方だが下郷の蕎麦も美味しくいただけた。(I.I)


概念図



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