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No.4295 |
大仏山 |
994.4m三等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
だいぶつやま |
地形図 |
大芦 |
山行期間 |
2009年11月7日(土) |
コースタイム |
国道入口(8:00)→喰丸峠(8:22)→962mP(9:55,10:05)→大仏山(10:30,11:00)→962mP(11:26)→喰丸峠(12:40,12:55)→国道入口(13:16) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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国道脇の広場 |
峠路とけやきの森の案内板 |
森の巨人たち100選の案内板 |
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林木遺伝資源保存林の標柱 |
けやきの木 |
森の巨人たち100選の標柱 |
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峠路とけやきの木 |
喰丸峠 |
朽ちはてた峠の標柱 |
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石の祠 |
ビューポイント標柱とベンチ |
大仏山全容 |
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鞍部への下り |
大仏山の三等三角点 |
紅葉のなごり |
行動記録 |
郡山市のYさんから、大仏山へ行くときには声をかけて下さいとのことで、当初は3日に計画したのだが雪の予報で今日になってしまった。
Yさんは旦那さんも同行でご夫婦そろって、それとSさんとで合計4人の山行となった。大仏山に関する情報はほとんど無く、ネット検索しても喜多方市の大仏山の記録ばかりである。唯一新潟のSさんが今年の3月積雪期に登った記録があるくらいである。
Sさんの登ったコースはガイダンスある桑袋沢からでなく国道401号線の喰丸トンネルの小野川側より喰丸峠から尾根伝いに大仏山へ登った雪期の記録であった。地形図と記録より判断をして、このコースは無雪期の藪でも使えると思い同じコースを狙っていた。しかし、夏にコースを下見をした時に、小野川よりのコースは地形図の破線記号の道が藪に覆われていた。反対の喰丸側からは歩けそうだったので、今回はYさんご夫婦との集合場所も喰丸側とし、こちらから登ることにした。
入口となる国道のカーブ部分は広場になっていて、駐車スペースにもなり前夜のテントサイトとなった。朝8時の待ち合わせ時間前にYさん達も到着して、8時には出発することが出来た。喰丸峠入口には「峠路とけやきの森案内図」と林野庁の「森の巨人たち100選」の2つの案内板が建っており、沢には治山ダムがある。
つづれ折りの道路を登っていくとあちこちに素晴らしいけやきが何本も目に入る。さほど時間もかからないで掘り割りとなった峠に到着する。峠には朽ちた標柱が建っている。左側に階段があり登ると石の祠がありそのちょっと先に標柱とベンチがある。
標柱に鍵金山、の腰山、大仏山などの彫った字が読め、かつてはビューポイントであったのかもしれないが、今は木々にふさがれてその面影は無い。
そこからは藪山となる。890mの小ピークまでは藪も無く簡単に行くことができたが、尾根全体が丸みを帯びた尾根で帰りに登った尾根がどれであったか迷ってしまった。赤布を付ける必要がある登りで付けなかったのは失敗であった。
その先は尾根筋もはっきりしてきて要所に赤布を付けての登りとなる。林層も細いけれど、ブナの2次林となっており、更新が比較的成功した森林と思われる。尾根筋まで失敗したと思われるカラマツの針葉樹があり色づいて落葉の最盛期となっていた。下層も根曲がりが発生してきているが、歩くのにはさほどの支障とはならない。最初に予想したとおりの藪山である。
962mのピーク付近から大仏山の全容が確認出来るようになる。ピークから鞍部まで一端下って最後の登りとなる。鞍部までくるとその先はブナ、ミズナラの大径木の林となり今までの林層とは違っている。ひと登りで山頂となるが展望は無い。天気も良く無風でいつもよりゆっくりのランチタイムとなってしまった。帰路は往路を赤布を回収しながら下った。(S.O)
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概念図 |
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