Fukushima toukoukai Home page |
|
No.4296 |
平標山 |
1983.7m三等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
たいらっぴょうやま |
地形図 |
三国峠 |
山行期間 |
2009年11月7日(土) |
コースタイム |
駐車場(8:53)→登山口(9:00)→鉄塔(9:58,10:08)→松手山(10:44)→小休止(11:30,11:40)→平標山(12:16,12:35)→平標山の家(13:12,13:20)→平元新道登山口・林道(14:06)→駐車場(15:13) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
 |
 |
 |
元橋の平標山登山口 |
送電線の鉄塔が見える |
松手山から平標山方面を見る |
 |
 |
 |
松手山の三等三角点 |
松手山から苗場山の山頂を見る |
平標山への登り |
 |
 |
 |
紅葉はすでに終わっていた |
登山道には4日前の雪が残っていた |
平標山の山頂を示す標識 |
 |
 |
 |
平標山から仙ノ倉山を望む |
平標山の家への下山路には雪が残る |
山の家が小さく見えてきた |
 |
 |
 |
平標山の家 |
冬期用の出入り口には梯子が架けてあった |
谷川岳の尾根が連なる |
 |
 |
 |
山の家からの下山路はジグザグに高度を下げる |
途中から登山道は緩やかになる |
平元登山口手前にある水場 |
 |
 |
 |
平元登山口 |
森林管理署の案内板 |
林道を駐車場へと戻る |
 |
 |
 |
途中の距離を示す標識 |
ヤカイ沢の出合のところの作業道入り口 |
林道は河内沢を渡り別荘地へ |
行動記録 |
雪が降ったら滑ってみたい山の一つに平標山があった。下見を兼ねて登ってみることにした。いつものように福島を20時過ぎに出発した。一人なので途中のサービスエリアで仮眠しても良いいやと思い出かけたものの、当直明けの寝不足と、2日前からの腹痛が治まらず体の調子が悪い。走り始めて1時間を過ぎたあたりで睡魔が襲いはじめ、あえなくダウン。西会津PAで車を駐めると、目覚ましをセットする気力もなくそのまま寝入ってしまった。
起きたのは不覚にも翌朝6時15分、平標山の登山口まで後3時間はかかる。仙ノ倉山まで足を伸ばすことをあきらめれば、登ってこれそうなので予定通り車を湯沢へ向けて移動する。湯沢ICを降り、元橋の登山口の駐車場には8時40分に着いた。
身支度をして8時53分に歩き始める。途中で仮眠してしまったこともあり2時間30分遅れの出発である。二居川の橋を渡り登山口から松手山を目指した。登山道は2万5千分の1地形図の登山道の位置とは違い、橋を渡ってすぐのところある。登山口から20分ほど急登が続く。送電線が見えてくると、ちょっとだけ道は緩やかになるが、また急登が続き標高1410mにある鉄塔まで高度を稼ぐ。巨大な鉄塔は、見えていてもなかなか着かない。9時58分、ようやく鉄塔にたどり着く。何かお腹に入れないとと思いサンドイッチを口に入れるが胃が受けつけてくれない。 10分ほど休んでから歩き始める。松手山までは、今までの急坂とは違って緩やかな尾根歩きになる。まわりは低木帯で見晴らしも良い。10時44分、松手山に着く。振り返ると9月に登った苗場山が良く見える。松手山は二居への分岐点にもなっている。
平標山を目指して歩き始める。体の調子は思わしくなく、平標山への登りにかかると歩くのも辛くなってきた。一ノ肩の手前で後から登ってくる登山者に先に行ってもらい、木の階段で10分ほど休むと幾分楽になった。
平標山には12時16分に着いた。出発が遅かったため予定より2時間も遅れている。仙ノ倉山の往復は無しにして、平標山の家を経由して元平新道を降りることにした。 山頂から平標山の家への下りは木の階段と木道である。まもなく山の家に着くという所で両足が痙ってしまった。今までこんな経験は無い。階段に座り込んで痛みをこらえる。 13時12分、平標山の家へ着く。小屋はすでに冬の準備がされて閉鎖されていた。水は常に出ているようで、ペットボトルに補給した。小屋の南側には梯子が架けられ冬期に小屋を使用できるようになっていた。機会があれば訪れてみたい。
小屋から平元新道を下る。最初は急斜面についたジグザグの道を降りて行く。道は丸太の階段で下りは比較的歩きやすい。樹林帯に入り勾配も緩やかになってくる。1時間もかからないで水場に着く。湧水は冷たくて美味しい。少し休んでから歩き始めると、すぐに林道に出た。地形、植生、エスケープできそうなルートなどを確認しながら林道をゆっくりと下った。
林道をしばらく行くと、登山道は河原の脇に降りるように案内板があった。河原に降りて歩いてみたが、あまり人は歩いていないのだろうか、非常に歩きづらい。途中で林道に戻る道があったので、林道に上がり別荘地を通り抜けて小学校の脇を通って登山口の駐車場へと戻った。河原の道は別荘の所を登山者が歩かないように造られたのだろうが、別荘内の林道も公道であり、歩行を禁止されている訳でもなさそう。 駐車場へは15時13分に到着した。駐車場には明日登山をするであろうグループが当たり前のようにデントを張っていた。田舎では暗くなってからテントを張り、登山者が来る前にテントを撤収するのかと思っていたが、これが関東圏では普通なのかなと感心してしまった。
今まで何もお腹に入れていなかったが、シチューを暖め今日初めての食事をした。体を動かしたことで体調もいくらか回復してきた感じがする。途中でお風呂に入ってから福島へ戻った。(I.I)
|
概念図 |
|
|
Copyright(C) 2009 福島登高会 All Rights Reserved.
|
|