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No.4297
東大森 669.5m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ひがしおおもり 地形図 浪江

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山行期間 2009年11月8日(日)
コースタイム 中丸木林道大熊浪江町境・作業道跡入口(11:59)→東大森(12:41,12:50)→作業道跡入口(13:21)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
国道288号線から万右ェ門ため池を目指して入る 「万右ェ門ため池」道路地図には万右ェ門ダムと記されている 中丸木林道の町境にある注意書きの所に車を駐める
町境から今は使われていない作業道があり、ここから入る 作業道跡を降りていく 東大森へ向かう尾根は下草もなく歩きやすい
東大森の三等三角点 石熊手倉山を示す標柱 山頂には赤テープがついていた
登鉄会が付けたプレート 山頂からの眺めは無い 中丸木林道の浪江側にゲートはあるもののオープンになっている

行動記録
 時間を見つけて、以前から気になっていた東大森を訪ねてみた。東大森は浪江町と大熊町の境に位置し、登山路は無いものの中丸木林道(林道三程線)の町境から登ることが出来る。
 福島からだと国道114号線を津島から399号線で南下し、葛尾を通って288号線に出るのが早い。左に「万右ェ門ため池」の案内板を確認したら左折する。万右ェ門ため池にぶつかったら右折し、溜池の堰堤を通って中丸木林道に入っていく。しばらく行くと右に林道の支線を分ける。ここが2万5千分の1地形図の歩道が記されている箇所だ。ひと目見たところでは登山道らしきものはなかった。良く探せば踏跡はあるのかもしれない。
 今日は最短の国土地理院の点の記のコースを登ってみようと思っていたので車を町境まで進める。町境には林道のゲートがあった。常にオープンの状態のようである。車を道脇に寄せて歩き始める。ハッキリした作業道跡を降りて行く。ちょっとした広場があり、コルになっている。尾根は疎林の樹林帯で下草も無く歩くに支障はない。落葉で地面が覆われ、踏跡があるのかどうかは確認できなかった。まず、ここから入ってみた。幅の広い尾根を町境に沿って進むが、途中から右に作業道が確認できたので、そちらの方が歩きやすそうなので作業道に降りて山頂を目指した。
 作業道が高度を上げずに山腹をトラバースするようについているようなので、笹が覆い被さる少し手前から尾根に戻った。右はヒノキ林で尾根の中心へ戻ると、モミノキやミズナラの混交林で下草もなく楽に進むことが出来た。やがてアセビの木が苦になってきたので右から捲くように進むみ尾根の中心に戻ると踏跡がハッキリしてくる。笹のある場所は登山道と言って良いほどハッキリしている。落葉がなければ踏跡を見つけることは容易と思われる。踏跡は山頂に近いほどしっかりしてくる。
 歩き始めて40分ほどで東大森の三角点に到達する。山頂は林に囲まれ見晴らしは無い。登鉄会のプレートと、石熊手倉山を示す標柱があった。石熊手倉山とはどの山を指すのか不明である。双葉町に石熊の地名はあり、そこは十万山の登山口にもなっている。機会があれば「石熊手倉山」とはどこなのか地元の人に聞いてみたい。
 帰路は途中の作業道まで同じコースを辿り、そこから作業道をすすんでみた。その作業道はさきほど車を置いて降りてきた作業道の広場よりさらに下のところで出合っていた。どちらを歩いてもさほど違いはなさそうである。コルの広場まで戻り、中丸木林道の車デポ地点に戻ったのが13時21分、往復で1時間20分ほどのかかった。(I.I)

 

概念図



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