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No.4306
ダンプス
・ミニトレッキング
1799m
山行種別
無雪期一般
だぷす
地形図
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山行期間
2009年12月4日〜5日
コースタイム
4日 フェデー(14:00)→下村(15:00)→ダンプス(15:50)
写真
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ポカラ飛行場
石段の登山口
石段の様子
向かい側棚田の様子
標高差200mを一気に登る.
微かにみえるアンナプルナ
食事とロキシー.
サクラロッジの看板
サクラロッジの前で
ガンドルンの村並み
アンナプル方面が晴れてきた
マチャプチャレ
サランコットよりポカラ方面
サランコットの丘ピーク
サランコットよりアンナプルナ方面
行動記録
12月4日
2002年の11月に訪れて以来のネパール再訪である。職場で山好きのHさんがネパールに行ってみたいと言われて計画してみた。単純にネパールの観光だけではつまらないと思って、アンナプルナのトレッキング出発点フェデーからダンプスまでのショートショートコースを設定した。
まずはカトマンズより空路ポカラまでの移動である。飛行時間は30分と短いが陸路バスを使うと8時間かかる。時間的余裕もないので往復飛行機を使うことにした。朝9時15分の出発時間であるが、実際に飛び立ったのは午後になっていた。これもネパールでは日常茶飯事。国内線は有視界飛行でちょっと空の状態が悪いと飛ばない。様子を見ながら出発の判断をして、朝の早いフライト順に消化していく。少ない飛行機を使い回しする。そんなものだと思っていればなんてことはないが、初めてでは面食らう。大幅に遅れてポカラ到着。
飛行場ではタクシ−?、タクシ−?とお声がかかるが、飯が先だと断る。ポカラ市内で昼食をとりタクシーを呼ぶ。値段は交渉である。タクシーメーターなど有って無いようなものである。フェデー(1220m)まで500ルピー(1ルピーは日本円で1.2円)と言ったら600ルピーだとのことで交渉成立。フェデーまでは約20Km、約30分のの移動である。
タクシーは登り口のレストランで私たちを降ろして戻って行く。空模様はあまりすっきりしない。脇の石段を登って行く。高度差は550mほどある。林の中の階段をゆっくり、ゆっくり登っていく。登り初めて1時間で林から解放されると下村に出て棚田が広がりを見せる。そこからは今日の最終到達点も見えてくる。今度は田んぼの畦道を行くことになる。民家の脇を抜け高度を稼いで行くと、昔は無かった自動車道が横切る。聞いたところによれば、あちこちで、切りっぱなしの道路が出来てトレッカーをジープで運ぶとのことである。これも時代の波か?
2時間弱で尾根に乗ることが出来、本来なら目の前にアンナプルの山群がみえるのだが、雲の中である。尾根に出るとロッジが沢山ある。わたしは2001年に泊まった「サクラロッジ」を目指す。オーナーは風の旅行社経営のつきの家で料理を担当していた方で日本語ベラベラのひとであるが、ポカラに出かけていて残念である。夜食はいろいろ頼み、久々に地酒のロキシー(焼酎の一種)を飲んで床に入る。
12月5日
朝目覚めて、空模様を見てもすっきりしていない。朝食を済ませ諦めて戻ることにする。ロッジの宿泊代金は2人で飲んで食べて別部屋にもかかわらず、1000ルピーちょっとであった。トレッキング中の値段が一番高価な物はビールである。1本250〜300ルピーになり2人でビール3本も飲むと宿泊代金になってしまう。その点ロキシーは1ポット(ビール瓶1本に相当)110ルピーと安価である。
のんびりと宿を出て来た道を戻って行くとアンナプルナ方面の雲が取れてきて遠望がきいて来た。急ぐ旅でもないので遠望のきく所で大休憩となった。時間の経過とともにアンナプルナ山群が見えてきた。この光景を見るためにダンプスまで来たのである。クリアーなブルースカイではないがちょっとだけ見ることが出来たので満足して帰路につく。時間的に少し早く、タクシーも交渉なので現地の人達のピクニックコースのサランコットの丘に登ってから帰りつくことにする。
こちらは大変賑わっている。午後になっていて、空模様があまり良くなく晴れているが遠望はきかない。それなりに満足してポカラのホテルに向かう。(S.O)
概念図
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