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No.4394 |
猫魔ヶ岳 |
1404.0m一等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
ねこまがだけ |
地形図 |
磐梯山、喜多方東部 |
山行期間 |
2010年7月1日(木) |
コースタイム |
萩平駐車場(9:50)=金沢峠(10:15,10:17)→林道ゲート(10:39)→厩岳山分岐(11:12)→猫石(11:44)→猫魔ヶ岳(12:00,12:23)→猫石(12:37)→雄国沼休憩舎(13:37,13:51))→雄国沼散策→金沢峠(14:45,14:50)=萩平駐車場(15:15) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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金沢峠でバスを降りる |
金沢峠 |
林道を古城ヶ峰方面へ |
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林道中道線地線 |
未舗装林道のゲート |
モリアオガエル |
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猫石から見た雄国沼 |
猫石 |
猫魔ヶ岳の一等三角点 |
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猫魔ヶ岳から見た雄国沼 |
ブナの林の中を歩く |
雄国沼は満水 |
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雄子沢の水門 |
堰堤からの眺め |
雄国沼休憩舎 |
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雄国沼湿原の案内板 |
木道で湿原の中へ |
ニッコウキスゲがちょうど最盛期 |
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雄国沼の上も歩くことが出来る |
トキソウ |
ヒオウギアヤメ |
行動記録 |
雄国沼のニッコウキスゲを見に出かけてみた。最初の計画は、雄子沢から登って雄国沼の散策をする予定だったが、家内がシャトルバスに乗りたいと言うので、金沢峠から猫魔ヶ岳に登り雄国沼を一周してから散策することにした。
ここ最近、雄国沼のニッコウキスゲは有名になり、訪れるハイカーと観光客で土日は木道も数珠繋ぎ状態でゆっくり花を楽しむどころでは無くなってきているようだ。今年の交通規制は6月5日〜7月19日までで、一般車の乗り入れは禁止され、シャトルバスを利用することになる。バス代は片道500円、往復で1,000円である。一般車は喜多方市熊倉町雄国萩平にある県営萩平駐車場(300台収容)に車を置いて、シャトルバスに乗り込むことになる。
駐車場に着くと、係員からシャトルバスがもうすぐ出るので、早く乗るようにせっつかれてバスに乗り込んだ。予定より1本早いバスに乗れたのは良かったのだが、車の中に忘れ物をしたりで、何となく忙しなかった。バスは25分ほどかけて金沢峠へと登っていく。
バスを降り、金沢峠から舗装された林道を古城ヶ峰の方向へ歩く。時計の逆回りで雄国沼を一周する予定である。20分ほどで林道中道地線の分岐に着く。ここまでは舗装路だ。国土地理院2万5千分の1地形図には金沢峠から舗装路を通らないで行ける歩道の表記がなされているが確認することはできなかった。
分岐から未舗装の林道に入る。ゲートはだいぶ古く、周りの木々も伸び放題で歩く人も少ないようだ。しばらく進んだところで単独行の青年と出会った。聞くと初めてのコースで、林道が終わり登山道に入ったところでヤブがかぶさり道がはっきりしなくなったので戻ってきたとのことだった。同じルートを歩くようなのでご一緒することになった。
林道が終わると道は踏跡程度になりヤブが被さってくる。かまわず進むと、やがてハッキリした道になる。厩岳山分岐を右に見て猫石を目指す。青年がしきりに何かを拾っている。見ると登山道に落ちているゴミを拾いながら歩いているのだ。私たちも清掃登山などを通じて自然保護を考えているが、常にゴミを拾いながら歩くことはなかなか出来ないものである。感謝。
体力もありゴミを拾いながら歩いても私たちより早い。猫石には11時14分に着いた。眼下に雄国沼を見ることができる。猫魔ヶ岳へは猫石から一旦コルへ下り、登り返す。時間にして15分ほどだろうか。樹林の中の登山道で見晴らしは無い。一等三角点のある猫魔ヶ岳に登るとようやく展望が得られる。時刻はちょうど12時、のんびりと昼食をとった。
猫石まで戻ってから雄国沼へ降りることにする。樹林の中を下っていく。緑に囲まれた林の中で大きく息を吸い込むと生き返るようだ。細いがブナの林を歩き湖畔まで降りると、後は何本かの沢を横切って雄国沼の堰堤を目指す。
堰堤を過ぎ雄国沼休憩舎まで来ると、一気に俗世間に引き戻される。小屋の前は多くの観光客やハイカーで賑わい、雄国沼の人気の高さを知ることができる。
次に沼に沿って散策路を進み、「雄国沼湿原案内」板のところから左に入る。湖畔沿いに木道のある「雄国沼湿原植物群落」まで来るとニッコウキスゲが一面に咲き誇っている。何度も雄国沼を訪れたことはあるが、シーズン真っ盛りに来たのは初めて。尾瀬のニッコウキスゲも良いが、雄国沼もなかなかのものである。
木道は1本で一方通行になっている。待避場所があまりなく、ゆっくりと散策したくても後ろから次から次に人が来るので、のんびりするわけにも行かない。ひと通り見て回ると言った感じで、急いで写真を撮って金沢峠へと戻った。
14時50分のバスはすでに待っていて、乗り込むと程なく萩平駐車場へ向けて発車した。雲行きは怪しかったが何とか雨にも当たらないで下山することができた。(I.I) |
概念図 |
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