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No.4439
白神岳 1231.9m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
しらがみだけ 地形図 白神岳、十二湖

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山行期間 2010年10月9日(土)
コースタイム 10月9日 白神岳登山口駐車場(11:35)→登山口(11:48)→二股コース分岐(12:20)→マテ山分岐(13:43)→マテ山(13:48)→大峰分岐(15:20)→白神岳避難小屋(15:35)→白神岳山頂(15:40)
10月10日 避難小屋(8:05)→大峰分岐(8:13)→マテ山分岐(9:40)→二股コース分岐(10:41)→登山口(11:24)→登山口駐車場(11:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
駐車場の入口 50台程度は駐められそう 立派な休憩舎
マテ山分岐 蟶山の山頂 蟶山の三角点
白神岳の山頂標識 白神岳は一等三角点 白神岳避難後屋の表札

行動記録
 福島県に住んで、東北の山々を中心に山登りをしながら、これまで一度も足を踏み入れたことがなかった東北の山域の一つが白神山地だ。白神岳やその周辺の尾根を歩くだけでは、白神山地の一部を歩いたに過ぎないが、とにかく一度行ってみたいと思った。

10月9日(土)(曇り後雨)
 6時00分に福島を出発。東北自動車道、秋田自動車道を経由し、秋田県能代市へ。能代東IC(琴丘能代道路)で下り、広域農道を経由、R101へ合流し、さらに北上する。11時10分、白神岳登山口に到着した。未舗装ながら広大な駐車場と立派な休憩舎(写真)が立ち、ずいぶんたくさんの車が駐車している。休憩舎内を覗くと、トイレ、飲料不適とあるが流し、小上がりがある。しかし宿泊禁止の貼り紙。
 小雨がちらついているが準備を整え11時35分に出発する。舗装の林道をしばらく進むと11時48分、入山届の記帳ボックスが立つ登山口となる。ここから樹林の中の登山道となる。
 12時20分、二股コースとの分岐。今回は蟶山(マテヤマ)コースをたどる。蟶山から延びる尾根の南面をトラバースするように緩やかに登っていく。途中に水場が3か所、1か所毎に味見をしながら歩みを進める。「最後の水場」の看板を後にすると、蟶山への急登に掛かる。
 13時43分、蟶山分岐に着く。蟶山に向かってみると5分もかからずに山頂に着いた。きれいな樹林の中の山頂に標識と三角点を確認した。
 白神岳に向けて登山道に戻る。尾根上の道を登っていくと周囲は気持ちの良いブナの森で美しい。紅葉の盛りにはまだ早いが、高度を上げるにつれ色づいた赤や黄色の樹木が目に付く様になる。樹間から見える稜線の紅葉は十分色づいているようだ。しかし、次第に雨が強くなり、ガスに包まれていく。
 15時20分、稜線の分岐に出る。残念ながらガスで展望は利かない。右の白神岳方向に向かうと、直ぐに立派な公衆トイレの建物が見え、その先少し低いところ白神岳避難小屋があった。到着は15時35分、歩き始めてちょうど4時間で着いた。山頂はその先小高くなったところにある。山頂には標識と三角点がある。
 白神岳避難小屋は小ぶりだが中が三層になっており、なかなか良さそうな小屋である。他にお客は無いものと思っていると17時頃になって、東京から来たという男女4人の登山者が雨に濡れて入ってきた。今夜はこの6人の宿となった。風雨は、夜に更に強くなり明日が思いやられるが、小屋の中では穏やかに夜が更けていく。
10月10日(日)(雨のち曇り)
 同宿の4人は計画どおりに十二湖方面に向かったようだが、私たちは往路を戻ることにする。少し朝寝坊の8時05分、避難小屋を出発する。稜線の分岐から尾根を下り始めると空が徐々に明るくなり、天候は回復の兆しである。視界も良くなり鮮やかに紅葉した樹木を見ることができた。9時40分に蟶山分岐、10時41分に二股コース分岐を通過し、11時24分に登山口、11時30分に登山口の駐車場に到着した。(K.S)

概念図



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