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No.4460
鳴子山 764.9m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
なるこやま 地形図 常葉

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山行期間 2010年12月21日(火)
コースタイム 都路町古道側の道路(13:21)→土塁の尾根(13:25)→鳴子集落からの作業歩道出合(14:01)→鳴子山(14:10,14:15)→都路町古道側の道路(14:48)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
平成2年のヒノキの造林地の表示板 ヒノキの急な造林地を登る すぐに尾根に出る
土塁の北側は作業歩道 アカマツ林は除伐されていた 古い前橋営林局の境界杭の注意書き
所々にある境界杭 鳴子集落からの作業歩道を合わせる ここから歩きやすくなる
鳴子山の三等三角点 鳴子山の北側には作業道があったた NHKの東常葉デジタルテレビ中継放送所

行動記録

 鳴子山は旧常葉町と旧都路村との境に位置する。登路としては田村市常葉町鳴子集落から登ることが出来る。国土地理院の点の記にもそのように記されている。
 以前、最初の下見で車を途中まで乗り入れてみたが道も細く、見知らぬ車が立ち入るのも気が引けたので、今回は反対側のグリーンパーク都路の方の尾根から取り付くことにした。
 鳴子山の南側の峠道をグリーンパーク都路方面へ500mほど下ったところに車を駐めて尾根に取り付いた。そこは平成2年にヒノキが植林された造林地で、下草もなく簡単に尾根に乗ることが出来た。
 尾根には土塁が積んであり、かつての境界であることを示している。土塁の北側は作業歩道のようで歩きやすかった。チェーンソウの音が聞こえ、今でも作業がされているようだ。
 土塁に沿って緩やかに登っていくと北側の斜面は細いアカマツの林になる。除伐されたばかりの雑木が足下に無造作に転がっていた。
 このまま歩きやすい道が続くのかと思ったが、峠から伸びている尾根を合わせた後、雑木が行く手を邪魔するようになる。土塁の上を歩いたり、右の林の中を歩いたりしてヤブを避け登っていく。
 登り始めて40分過ぎたところで左から鳴子集落からの作業道を合わせた。こちらの道は下草も無く良く整備されていた。今でも現役で使われている。
 鳴子山まではもう少しだ。土塁は尾根伝いに続いている。作業歩道を合わせてから尾根は下草もなく歩きやすくなった。
 14時10分、NHKの東常葉デジタルテレビ中継放送所がある山頂に着いた。鳴子山の三等三角点は地デジ中継放送所のすぐ脇、北側にあった。さらにその北側には管理道もしっかりとついていた。残念ながら山頂からの見晴らしは良くない。
 三角点とNHKの地デジアンテナを写真に収めてから、登ってきた道を引き返し車に戻ることにする。30分ほどで車を置いてきた出発点に戻った。
 この山は、時計の反対回りで鳴子集落から作業歩道を登り、テレビ中継放送所の管理道を下るのが良いようだ。今回は予備調査の予定だったし、集落に車を乗り入れるのをためらったので古道側から登ったが、地元の人に声をかけ、鳴子山へ登ることを伝えて、気分良く車を駐めさせてもらうのが一番のようだ。(I.I)


概念図



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