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信夫山・寺山 216.4m四等三角点峰(点名・薬王寺)
山行種別 無雪期一般
しのぶやま・てらやま 地形図 福島北部

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山行期間 2011年6月4日(土)
コースタイム 児童公園(8:30)→黒沼神社(8:40)→羽山南道→第一展望台(8:55,9:12)→薬師の峰・寺山(9:18)→薬王寺・薬師堂(9:22)→御神坂→児童公園(9:38)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
羽黒神社参道入口となる児童公園 まずは石段からはじまる 石姫御籠石
護国神社脇の黒沼神社 護国神社との境にある祠の左側から登り始める 信夫山南外周道路に出たら左へ進む
羽山南道へ入る この石積みは熊野滝行場跡なのだろうか そうするとここが熊野滝跡になる
羽山南道の登拝路 第一展望台手前の案内図 トイレも整備されている
第一展望台駐車場の案内板 五つ石 第一展望台から市街地を望む
三角点への踏跡 点の記「薬王寺」の四等三角点 薬師の峰展望デッキ
NTT東日本信夫山無線中継所 薬王寺の薬師堂 薬王寺の鐘突堂「薬王寺梵鐘」
薬王寺から羽黒山を見る 念仏橋の板碑 青葉山薬王寺の参道入口
旧表参道の御神坂への入口 児童公園には羽黒神社参道入口の案内板がある 子供の頃は本物だと思っていた「弁慶の足跡石」も児童公園のすぐ脇のところにある

行動記録
 信夫山に3つある三角点の一つである点の記「薬王寺」四等三角点を探しに児童公園から登って見ることにした。児童公園は羽黒神社参道の入口にもなっている。特に駐車場は無いので信夫山公園の駐車場に車を駐めると良い。
 石段を登っていくと「石姫御籠石」が目に入る。信夫山には史跡や神社、石仏、碑、昔話や伝説などみんなに親しまれているだけあって沢山ある。「弁慶の足跡石」や「「石姫御籠石」なども昔話として言い伝えられてきたものである。史跡めぐりをしているといつまでも登れないので先を急ぐ。
 石段を登り詰め信夫山公園の駐車場を突っ切ると護国神社の前に出る。縣社「黒沼神社」は護国神社の右にある。羽山南道に入るには、二つのルートがある。ひとつは黒沼神社と護国神社の間にある石の祠の左から延びている踏跡を登るか。護国神社の左下にある駒山公園の遊具のある場所から登る。
 黒沼神社から南外周道路に上がったら左に進む。150mほど行くと羽山南道があるので右の参道に入る。しっかりした登山道と言った感じである。すぐに熊野滝行場跡と思われる石積の場所に出る。左が切れ落ちていて、こちらが熊野滝跡か。参道をさらに登っていくと青葉山駐車場の手前で右の踏跡に入り道路に出る。右に進むと、そこは第一展望台手前の三叉路になっていて大きな信夫山の案内図がある。これから登る寺山は案内図では「谷山」と記されている。
 第一展望台駐車場から一歩あがったところが第一展望台、その脇には「五つ石」がある。言い伝えが説明板に書いてあるので興味のある人は読んでみるのも良い。さて点の記「薬王寺」の三角点を探すことにしよう。三角点はほぼ国土地理院の2万5千分の1地形図のところにある。薬師の峰方面へ少し登ると右に踏跡があり50mほど入った左のヤブの中にある。木に赤のビニールテープが巻き付けられているので気づくかと思う。朽ち果てたベンチを見つけたらその場所から東へ10mの位置である。探し出すのに15分ほど費やした。
 薬師の峰展望デッキまで上がると信達平野が一望できる。すばらしい眺めだ。帰路は、まず「羽山駆け道」で薬王寺の薬師堂に出る。ここからの眺めも良い。念仏橋の板碑まで下りて御神坂と道を合わせる。あとは参道を下り、道路に出て児童公園まで舗装路を降りていく。
 信夫山は昔から様々な呼び方がされている。それは歴史にもよるだろうし、地域によっても異なる。御山、青葉山とも呼ばれているが、やはり福島市民にとって信夫山であることに違いは無い。それぞれのピークも羽山(烏ヶ崎)、羽黒山(谷山、羽黒神社)、熊野山(金華山)などの名前が付く。羽山と羽黒山との間にある「薬王寺」四等三角点をもつ中の峰は、福島市の信夫山公園案内図と信夫山日曜散歩には「谷山」と記載されているが、「谷山」は羽黒山を指すと言う説もある。この山は薬王寺の裏山でもあり昔から「寺山」と呼ばれ、六供集落の人たちも寺山と呼んでいる。どれが正しいとも言い切れないが、ここでは寺山として整理させていただくことにした。(I.I) 

概念図

トラック 登り=赤  下り=青



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