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No____ |
城山 |
143.6m四等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
じょうやま |
地形図 |
福島南部 |
山行期間 |
2011年6月7日(火) |
コースタイム |
城山観音堂入口(14:21)→城山・本丸跡(14:31,15:04)→竹ノ内前・大森城山公園入口(15:10)→城山観音堂入口(15:22) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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城山公園・城山観音堂歩行者入り口 |
堀のある道を進む |
城山へ登る観音堂入口の太鼓橋 |
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石段の脇には石仏 |
所々に石塔がある |
円通寺が建てたツバキ観世音菩薩像 |
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城山観音堂が見えてくる |
この観音堂は信達三十三観音五番札所になる |
福島市の城山配水池 |
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二の丸跡の広場には遊具もある |
15年ほど前に建った物見櫓 |
物見櫓からの見晴らしは良く福島市街地が一望できる |
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大森城本丸跡 |
ひろ〜い芝生の広場 |
花見に茶店が出るところには祠がある |
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城山の四等三角点 |
金山方面へ下るとベンチがある |
大森鉱山(大森金山)の説明板 |
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西側が開けて吾妻連峰が正面に見える |
金山の竹ノ内前へと山道を下りる |
金山側の大森城山公園入口 |
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竹ノ内から見た城山 |
滝ノ前の堀は大森城水堀の名残と言われている |
北舘の供養塔 |
行動記録 |
花見の季節には多くの人で賑わう城山を訪れてみた。このところ交通手段はもっぱら自転車である。山頂にある城山公園の手前まで車を乗り入れることはできるが、時間があれば是非歩いて登ってほしい。何か新しい発見があるかもしれない。
大森の町に入り平田方面へと向かうと、右に円通寺がある。次の信号のところの塀に「城山公園・城山観音堂歩行者入り口」の看板がある。車の場合は、そこを行き過ぎて福島市信夫支所へ車を駐めさせてもらうと良い。細い道を進むと変形四差路があり直進する。そこが今日の出発点である城山観音堂入口である。ここがかつての大手口と思われる。入口に小さいが石の太鼓橋と「信達札所第五番・聖觀世音菩薩」の石柱があるので間違うこともない。
石段をゆっくりと登っていく。道の脇には石仏や石塔がある。5分も登ると「ツバキ観世音菩薩像」が出てくる。これは平成元年に円通寺が建てたものである。室町時代に造られた市指定有形文化財である「木造聖観音菩薩立像」が安置されている城山観音堂は、すぐのところにある。城山観音堂は木造聖観音菩薩立像とあわせて麓の円通寺が管理している。また、慶長6年(1601)〜寛文4年(1664)まで4代64年続いた大森城主芋川氏の墓もある。
立派な観音堂を抜けると福島市の城山配水池に出る。二の丸跡の広場はもうすぐである。北舘には15年ほど前に物見櫓が建てられた。注意書きに「この建物は時代考証により復元したものではありません」と記されている。城山は過去の公園化により変化が大きいが、空堀や土塁も部分的だが残っている。それらの散策を始めると1日いても飽きることはない。
本丸跡の広場で少しのんびりしてから三角点探しをする。もう何度となく来ている城山だが今まで三角点を見たことがない。地形図とGPSを頼りに歩き回って見つけた場所は、いつも花見の時に出る茶店のテーブルが置かれている所だった。下山は金山側に下りることにした。こちらも道路はあるが整備された山道があるので道路をから外れて林の中に入る。少し降りていくとベンチが出てくる。ここが金山へ下りる三叉路だ。そのまま少し進むと「大森鉱山(大森金山)」の説明板があり、展望が開ける。吾妻連峰画商面に見える絶好のビューポイントだ。そのまま進むとトイレのある城山公園の駐車場に出てしまうので、先ほどのベンチまで戻って山道を下る。やがて道は道路にぶつかるが、その脇に遊歩道が整備されている。城山の町から見て反対側は普段は金山と呼んでいるが、住所は大森字竹ノ内である。県道362号線土湯南福島停車場線に一旦出てから滝ノ前の水堀の前を通り、出発点の城山観音堂入口へと戻った。途中には北舘供養塔がある。石の塔婆で文永12年(1275)と言うから芋川氏の代よりも300年以上も前のものである。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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