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弁天山 椿山 142.8m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
べんてんやま 地形図 福島南部

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山行期間 2011年6月14日(火)
コースタイム 弁天山公園北口(16:24)→養蚕神社跡(16:36)→椿山展望台・「椿館」三等三角点(16:41)→厳島神社・弁天山展望台(16:50)→弁天山展望台入口(16:59)→弁天山下広場・駐車場(17:02)→弁天山公園北口(17:09)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
弁天山公園北口入口 北口の標柱と草が生い茂った公園 蚕祖神社の標柱
蚕祖神社の説明板 椿の里のピーク(福見山)にある展望台 椿の里展望台から見た市街地
「安寿と厨子王物語由来の地」の立派な説明板は昨年末に建てられた 北畠顕国の碑  椿山の山頂にある石の祠
点名「椿館」の三等三角点 椿山の展望台 椿山展望台から見た市街地
南口駐車場のトイレ 弁天山貯水池 経塚山が見える
厳島神社(弁財天) 弁天山展望台 弁天山展望台からの展望
今の弁天山展望台は平成15年に建て替えられた 弁天山展望台入口の自転車置場 馬頭尊
弁天山下広場の鳥居 弁天山下広場の標識 弁天山下広場の駐車場

行動記録
 家の用事が終わったのが夕方なってしまった。今日は身体を動かしていないので弁天山にでかけることにした。早速、自転車で弁天山へと向かう。弁天山は旧福島市内の渡利にあり、昔から市民に親しまれてきた。山全体が公園化工事によって様変わりしたが、その割合いには花見の季節を除くと訪れる人も少なく、今の時期は各広場とも雑草が生い茂っている。気軽に山道を散策できるし、まだ自然が残る公園なので、できるだけ多くの人に利用してほしいと思う。
 車で弁天山を訪れる場合は、駐車場として中央口(約20台)、南口(約10台)、東口(約20台)、弁天山下広場(約20台)があり、何処を出発点としても良い。今回は自転車なので普段は登らない弁天山公園北口から入ってみることにした。
 国道4号線から弁天山北側の道路を東に向かい、椿山ハイツの脇に北口はある。見逃してしまいそうな入口だが、電柱脇に小さいが案内板あるので見逃さないように入る。右に子供の遊具がある小さな広場があるが草が生い茂り遊べる状態ではない。すぐに鬱蒼とした木々に覆われた山道になる。ジグザグに高度を上げていくと10分ほどで「蚕祖神社」の石柱が立つ広場に出る。
 階段を登るとあづまやのある椿の里の展望台になる。弁天山公園南口からだと、ここまで階段が一直線についている。展望は次の三角点のある椿館からの眺めが良いので、さっそく椿館へと向かう。
 北畠顕国の碑を過ぎ、南風の広場から階段を上がると椿館の展望台に着く。ここは安寿と厨子王の物語や南北朝時代に北畠顕国が籠ったという椿舘(つばきたて)跡であり、森鴎外の「山椒大夫」で一躍有名になった所だ。昔は大きな館があったと言われ、一名八千代山とも言われた時代もあった。点名「椿館」の142.8m三等三角点もここにある。
 椿舘から尾根沿いついた踏跡を下り、弁天山配水池の右を通り、弁財天のある西端のピークに登り返す。ここには、昭和34年に毎日新聞社が発行3万部を記念して福島市に寄贈されたコンクリートの展望台があったた。当時小学生だった私は学校の帰り道草をして良く登った。そのころは茶屋もあり信夫山の第一展望台と共に市民に親しまれた場所である。今の展望台は木製で、弁天山公園整備事業で2003年に建て替えられたものである。展望台にあか゛ってみたが、今では廻りの木々もすっかり大きくなり以前のような展望が得られなくなったようだ。
 弁財天(厳島神社弁天さま)から国道4号線バイパスに向かって北西斜面をジグザクに下りて行く。途中、以前は弁天水神があったと記憶しているが、どこにあるのか見逃してしまった。
 国道4号線に出ると自転車置場がある。散策路は馬頭尊の前を通り、弁天山下広場へと向かう。ここにも新しく駐車場ができていた。
 弁天山下広場から弁天山配水池までの昔からの道も登ることが出来る。ここから道路を通って北口に戻っても良いが、散策路は福島市の水道管電磁流量計の所までついているので、そこまで歩いてから道路に出た。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青



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