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No.4501 |
蓬田岳 |
952.2m一等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
よもぎだだけ |
地形図 |
田母神 |
山行期間 |
2011年5月14日(土) |
コースタイム |
ジュピアランドひらた(9:50)→下蓬田分岐(10:42)→沢又登山口分岐(10:53)→蓬田岳(10:56,11:09)→展望岩(11:29)→水場(11:50)→糠塚登山口(12:09)→No53鉄塔・小休止(12:23,12:46)→ジュピアランドひらた(13:38) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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ジュピアランドひらたからの登山口 |
参道の左側は伐採地になっていた |
ジュピアランド上部にある鳥居 |
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蓬田ハイキングコースはふくしま緑の百景にもなっている |
参道の途中にある水場 |
ここは保健保安林になっている |
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徐々に勾配を増してくる |
尾根で下蓬田との道を合わせる |
山頂まで400mの標識 |
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のんびりと山頂を目指す |
沢又登山口の分岐 |
山頂の菅船神社 |
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テレビ中継のアンテナ |
探検コースの標識 |
蓬田岳には一等三角点がある |
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下っていくと岩の上に鳥居と菩薩様がある |
標識も良く整備されている |
洗濯岩(モスラのろっ骨)がある |
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モスラの鼻抜け |
展望岩 |
展望岩からの眺め |
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岩登りコースを降りると水場がある |
ヒトリシズカが群生していた |
スギ造林地を降って行く |
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シロバナエンレイソウ |
糠塚登山口 |
送電線沿いのトラバースコースへ入る目印の岩 |
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「ジュピア」と赤ペンキで書いてある |
送電線下はきれいに刈り払われている |
のんびりと送電線の下を歩く |
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ムラサキヤシオツツジ |
ここまで来ると車を置いてきたジュピアランドひらたも近い |
シバザクラで有名なジュピアランドひらた |
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ジュピアランドひらたの案内図 |
キャラクターの「ジュッピー」 |
麓から見た蓬田岳 |
行動記録 |
例年だと平田村にある「ジュピアランドひらた」では芝桜まつりが開催されるのだが、今年は震災のため中止となった。それでも花は時期が来れば震災に関係なく花を咲かす。シバザクラを見に行くついでに蓬田岳を登ることにした。
平田村までは福島から2時間ほどかかる。国道49号線から案内標識に導かれて「ジュピアランドひらた」へ入る。駐車場はがら空きで、芝桜まつりの間は駐車場も有料になるのだが、今年は無料だった。蓬田岳の登山口はたくさんあるが今日は「ジュピアランドひらた」の蓬田新田登山口の参道を登り糠塚登山口へ降りる計画だ。
駐車場へ車を駐め鳥居のある登山口から登り始める。9年ぶりに訪れたら参道の左側が大きく伐採されていた。以前のように鬱蒼とした林になるにはしばらくかかりそうだ。蓬田ハイキングコースは「ふくしま緑の百景」にもなっている。二つめの鳥居をくぐり少し行くと水場がある。参道の周りにはヤマブキが花をつけていた。参道は徐々に勾配を増して行く。写真を撮りながらゆっくり登ってきて50分ほどで尾根に出た。ここで下蓬田からの道を合わせる。尾根に乗ると道は緩やかになり山頂へと向かう。沢又登山口からの道を合わせると山頂にある菅船神社はもうすぐである。蓬田岳の山頂は南北に長く、南に菅船神社、中程にテレビ中継所、次に一等三角点、北端には大岩があり、その岩に登るとすばらしい展望が得られる。
山頂で少し休んでから糠塚登山口へ向かって下山する。糠塚登山口へは、旧道、岩登りコース、一般コースがあり、岩登りコースと一般コースが良く整備されている。下り始めてすぐに大きな岩の上に鳥居と菩薩像が祀られている。次に旧道と下りコースとに道は分かれるので標識のある方の左の道を下る。このあと道は岩登りコースと一般コースとに分かれるので私たちは岩登りコースを選んだ。モスラの鼻抜けを潜り、途中の隙間から抜けると展望岩に出る。ここからの眺めもなかなかのもの。岩登りコースと言っても特に危険な所も無く、下りに使っても特に問題ないと思う。岩登りコースの最後には水場が待っていた。「うまい!! お水をどうぞ」と書いてある。冷たくて美味しい。
左から一般コースの道を合わせると登山道の脇にはヒトリシズカが群生していた。得した気分。スギの造林地に入ると今度はシロバナエンレイソウの群落に出合った。秋の蓬田岳も良いが、春は花の季節で、運が良ければたくさんの山野草が花を付けているのに出合える。糠塚登山口はもうすぐである。
砂利道の終点が糠塚登山口になっている。養豚場へ向かって下りていくと右に岩があり、これが「ジュピアランドひらた」へ向かう送電線沿いの道への目印になる。赤ペンキで矢印らしきものが書いてあるようだがハッキリしない。一歩中へ踏み込むと雑木林の中の道が続いていて、立木に「ジュピア」と赤ペンキで書いてあった。少し行くと送電線の鉄塔の所に出る。左手に養豚場が見える。送電線の管理道をのんびりと歩いて行く。No53鉄塔まで来て昼食にした。
送電線の管理道は蓬田岳の北東斜面を南に向かって真っ直ぐついている。尾根を幾つも越えていくので結構アップダウンがある。途中小沢もあり、水も取れる。途中にはチゴユリ、ムラサキヤシオツツジなどが花をつけ、刈り払われた送電線下部の管理道歩きも悪くはない。鮮やかなシバザクラが見えるようになると、車を置いてきた「ジュピアランドひらた」も近い。昼食も含めて4時間近くかかって蓬田岳の周回コースを歩いてみた。締めくくりは「ジュピアランドひらた」の見事なシバザクラ見学。まだまだ整備中で、あと数年も経てば隙間無く一面がシバザクラで覆われるようになると思う。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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