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No.4505
関山 618.5m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
せきさん 地形図 旗宿

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山行期間 2011年5月21日(土)
コースタイム 関山駐車場(10:19)→烏天狗の道入口(10:22)→阿夫利神社(10:46)→関山(11:08,11:13)→金明水(11:29)→関山駐車場(11:40)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
関辺小学校から少し行くと関山満願寺ま案内標識が出てくる 新奥の細道の「関山」の標識もある 関山の登り口の石碑、ここが関山の壱丁目になる
参道を進むと関山駐車場がある 参道は木々に囲まれた林道し言った感じ 途中から烏天狗の道へ入る
すぐに滝不動尊が出てくる 後ろは治山ダム 登山道は良く歩かれているようだ
阿夫利神社の分岐 入ってすぐの所に阿夫利神社はある 関山の裏には第八世和尚の墓もある
表に回り込んで満願寺へと進む 本堂手前に鳥瞰図があり富士山の方向が示してあった 満願寺の裏側に「関山山頂」のプレートが置いてある
石の祠もある 関山には三等三角点がある 参道を下り始めると鐘楼(銅鐘)がある
参道脇の「下馬碑」 シャガが花をつけていた 金明水

行動記録
 関山は白河関の北北東に位置し、標高は618.5mあり、山頂に建つ満願寺は、天平勝宝年間(749〜757)に聖武天皇が光明皇后の追善と万民のために1寸6分の聖観音を安置した聖武天皇勅願の寺と伝えられている。また、関山・満願寺は、徳川軍と上杉軍が攻防戦を展開した場所のひとつでもある。境内には鐘楼(銅鐘)があり国認定の重要美術品にもなっている。
 登山口は二枚橋集会所のところからと、その他に内松、硯石からの道もある。今日は二枚橋から入って烏天狗の道の登山道を登って砂利道の参道を下ることにした。
 国道289号線から入って関辺小学校の脇を通り、関山満願寺の標識を見たら右に入る。さほど行かないうちに「関山登り口」の石碑が出てくるので左に折れる。車は関山駐車場に置くと良い。身支度をして出発する。
 砂利道の参道を進むと、右に「烏天狗の道」の標識が出てくる。導かれて橋を渡ると滝不動尊に出合う。後ろには苔むした治山ダムがある。木々に覆われ鬱蒼とした道を進んでいく。最初は沢沿いの登り、小沢を渡り中尾根に取り付く。徐々に勾配も増してきてロープも張ってある。
 急坂を終えると道は山腹をトラバースするようになり、「←関山、アフリ(阿夫利)神社→」の案内板が出てくる。右に入るとすぐに阿夫利神社の祠があった。
 阿夫利神社の後ろは尾根になっていて、関山へは南東に延びる尾根伝いに進む。道はアップダウンを繰り返し阿夫利神社から20分ほどで満願寺のある関山山頂に着いた。見晴らしは鳥瞰図のある満願寺石段脇と裏にある広場からが良い。鳥瞰図には富士山の方向が矢印で示され、運が良ければ見ることができるかもしれない。
 すこし休んでから下山する。帰りは幅の広い砂利道の参道を下っていく。境内には立派な鐘楼(銅鐘)がある。次に子安観音と寺務所らしき建物があり建物脇にはトイレもついていた。参道の所々には石仏もある。「下馬碑」まで来ると駐車スペースがあり、参道は鎖が張られ、一般車があがってこれるのはここまでなのだろう。ここが山門跡になる。
 道端にはシャガが花をつけていた。さらに砂利道をしばらく下っていくと不動明王が祀られている金明水がある。ここで喉を潤す。ここまで来ると車を置いてきた関山駐車場までは10分ほどの道程である。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青



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