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No.4509
二岐山 1544.3m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ふたまたやま 地形図 甲子山、湯野上

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山行期間 2011年6月3日(金)
コースタイム 二岐渓谷御鍋遊歩道・駐車場(9:27)→御鍋登山口(9:39)→ブナ平(10:22,10:25)→二岐山・男岳(11:20,11:50)→女岳(12:10)→女岳登山口(13:24,13:27)→二岐温泉(14:14,14:28)→二岐渓谷御鍋遊歩道・駐車場(15:13)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
道路途中から見た二岐山 二岐渓谷御鍋遊歩道駐車場にある案内板 御鍋側の二岐山登山道入口の標識
八丁坂 あすなろ坂 ブナ平でひと休み
かつての伐採地から見た男岳 二岐山への最後の登り チゴユリ
二岐山(男岳)山頂 山頂には二等三角点がある シャクナゲが見事
大白森山、旭岳方面 大戸岳、岩山には風力発電 女岳方面
女岳の山頂 いよいよ地獄坂の始まり 近くには小さな石の祠
タムシバ ブナの緑がまぶしい ちょうど中間地点の女岳坂
細いブナ、ミスナラが混在する 鳥居が出てくると登山口はすぐ 女岳登山口にある森林管理署の看板
二岐山林道入口までくると二岐温泉までは20分とかからない 二俣川にかかる二俣橋で休憩してから御鍋林道で駐車場へ戻る 山行を終えてから御鍋神社に寄ってみた

行動記録
 二岐山は男岳と女岳の二つのピークを持つ双耳峰で、遠くから見ても良く目立つ。先日、家内と一緒に権太倉山と丹波楯山に登った際にも二岐山が正面に見えて、今度は二岐山を登ってみたいと言うのでさっそく来てみた。山開きの一週間後だったこともあってコースは良く整備されていた。
 車を二岐渓谷御鍋遊歩道の駐車場に駐め、男岳、女岳を越えて一周することにした。二岐渓谷御鍋遊歩道駐車場は新しく作られた大きな駐車場で、沢山の人が来ても充分駐めることが出来る。また、御鍋神社への参道入口の所にも5〜6台は駐めることが出来る。また、手前の小白森山の登山口にも6〜7台は駐めることができる。一周するのだから、鍋林道歩きを最初にするか、最後にするかの違いだけでどこの駐車場に駐めてもかまわない。
 御鍋登山口へは、二岐温泉を過ぎ二俣川に架かる二俣橋を渡り、すぐに右へ折れ御鍋林道へと入る。すぐ駐車場があるが、これは小白森山登山口の駐車場である。車を先に進め、二岐渓谷御鍋遊歩道の駐車場に車を駐める。案内板を写真に収めてから歩き始める。
 御鍋神社の参道入口を左に見てさらに進むと右に二岐山登山道の標識がある。登山道に入ると、すぐに八丁坂の登り。ミズナラなどの樹林帯の中を登っていく。やがて登山道は石の上を歩くようになる。蓬莱石といわれるところで歩きづらい。落葉でわかりづらいところもあるがテープが付けてあるので注意していればコースを外すこともない。やがて廻りはブナの林に変わり道はなだらかになる。登山口から40分ほどでブナ平に着いた。以前とは違っていくらか緑が多くなったような気がするのは気のせいだろうか。
 かつて伐採のための作業道だった幅の広い道を進む。放置された伐採跡もだいぶ木が育ってきた。次に登山道は右に折れる。訪れる人も多いのだろう道はだいぶえぐられ始まった。山頂に向けて急登に入る。男岳坂だ。急坂を20分ほど登り勾配が緩くなり廻りの木々が低くなると三角点を持つ男岳の山頂は近い。
 11時20分、歩き始めて2時間ほどで、二岐山(男岳)に着いた。二等三角点のある山頂からの眺めは素晴らしく、360度の大パノラマを楽しむことが出来る。目の前には大白森山や旭岳などの那須の山が、大戸岳など会津の山もすぐ近くに見ることができる。少し休んでから女岳に向かう。一旦コルまで下りてから女岳に登り返す。女岳は木々に覆われて展望は得られない。少し下ったところが展望が利く。眼下には岩山に建つ天栄村の風力発電施設が見える。
 ここから地獄坂と名付けられた急坂を一気に駆け下りる。トラロープも張ってあるが、結構な急斜面だ。女岳坂の標識まできてちょうど中間点。徐々に傾斜が緩くなり、鳥居が見えると二岐山林道の登山口はすぐである。林道を30分ほど歩いて道路に出て、二岐温泉へと向かう。
 二俣川にかかる橋のところでお腹がすいたので小休止をしてお茶タイムでのんびりした。平日のためなのか、震災のためなのか人も少なく静かに時間だけが過ぎていく。ここから車を置いてきた二岐渓谷御鍋遊歩道の駐車場までは45分ほどかかった。おまけとして御鍋神社を参拝し、遊歩道を歩いて車に戻った。最後に二岐温泉で汗を流して帰路についた。(I.I) 

概念図

トラック 登り=赤  下り=青



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