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No.4509 |
矢祭山 |
382.7m四等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
やまつりやま |
地形図 |
東館 |
山行期間 |
2011年6月9日(木) |
コースタイム |
矢祭駅(10:03)→雷神社(10:51)→矢祭山(11:03,11:13)→矢祭駅(11:49) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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入口は駅前の観光センターの手前か、みやげ店の間の階段から入る |
矢祭山公園の案内板のあるところから登り始める |
右に月見橋を見てあづまやの脇を通る |
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つつじが丘への階段を上る |
右側に登山道がある |
眼下に「あゆのつり橋」が見える |
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見晴らしの良い岩場がある |
支尾根づたいに登る |
雷神社のピーク |
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雷神社からの見晴らしは良い |
矢祭山の四等三角点 |
矢祭山の手書きプレート |
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山頂からの眺めもまずまず |
日月岩の上からおそるおそる下を覗き込む |
マツの木のある岩場から下を見たところ |
行動記録 |
今日の出発点はJR水郡線の矢祭駅である。車は駅南側の砂利の駐車場に駐められる。また駅の脇の矢祭山観光センターの向かいの舗装された駐車場にも駐められるが、震災の影響か観光客は全くいなくて、車が1台も駐まっていない。駐めて良いものかどうかわからず、お店の人にひと言声をかけて駐めさせてもらう。
身支度をして「矢祭山公園」の看板の所から入る。国道118号線に並ぶおみやげ店の裏手に抜けると案内板があった。コースに間違いはなさそうだ。右に太鼓橋の形をした月見橋を見て歩き始めると、道は分かれ左のつつじが丘へ向かう階段を登る。登りきると右に登山道があるのでこちらに入る。標識があるわけでもないので見逃さないように。
トラバースするような感じで高度を上げていく。途中の岩場から眼下を見下ろすと久慈川にかかる「あゆのつり橋」が見える。支尾根まで登って行くと見晴らしの良い岩場に着く。ここから道は右に折れ尾根に沿って真っ直ぐ登っていく。緩やかになると右に道を分ける。こちらの調査は帰りにすることにして先に進む。尾根をアップダウンしながら進み、急斜面を登りきると左から踏跡が合わさる。テープは登ってきた道の方に付いていたのと、左の踏跡には枝が数本横に置かれていたので、そちらへは行かないようにとのメッセージなのかと思った。注意しないと下りには誤って行ってしまいそうな地形だ。
登り初めて50分近く経ったろうか、雷神社と彫られた石の碑が現れた。ここが400mのピークだ。北側が開けて見晴らしが良い。次に三角点のある矢祭山の山頂を目指す。少し戻って赤く塗られた標柱杭から東に延びる尾根に入る。一旦下り登り返したところが矢祭山の山頂だ。山頂には四等三角点とテレビの八木アンテナがあった。南東側が刈払われて見晴らしが良くなっていた。いろんな記録を読んでも見晴らしは良くないとあったので期待していなかったが、アンテナが新しいので憶測だがついでに刈払われたのかもしれない。
この先、踏跡はあったが、あまり歩かれた形跡はなく。少し下見をしたがヤブ漕ぎしてまで下るつもりは無かったので、帰りは登ってきた道を忠実に戻ることにした。雷神社の尾根まで戻り、400mピークには寄らないで下降した。すぐに真っすくに延びた踏跡の所に出たので左に折れて急坂を下降した。つい真っ直ぐ下りそうなので注意が必要。
支尾根がハッキリしてきたら、道は左右に分かれた。登ってきたときは見逃したようだ。左に行けば間違いないので左に入る。次に再び道は二つに分かれた。これが登ってきたときに右に分かれた道だ。調査のために左に入ってみた。踏跡はハッキリしていて結構歩かれている。一旦コルになり登り返すと行き止まりの岩場に出た。どうもここが日月岩のようだ。探鳥路から見上げた日月岩の写真は多く掲載されているし、探鳥路からの位置関係からするとまず間違いないようだ。違っていたらお許し願いたい。恐る恐る下を覗き込む。見晴らしは良いが怖いようだ。
日月岩から登山道に戻り、登ってきた道を戻る。マツの木のある見晴らしの良い岩場に乗ってみると水郡線などが良く見える。阿武隈山系の景勝地と同じように八溝山系も岩場のある山が多いようだ。長年の浸食作用でなだらかな地形の中に岩山だけが残された典型的な老年期の山である。
矢祭山公園に戻りおみやげ店の間の階段を下って国道に出た。ちょうどお昼だったので矢祭山観光センターで食事をしてから向かいにある桧山へ登ることにした。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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