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No.4526
三倉山 1888mピーク
山行種別 無雪期一般
みくらやま 地形図 那須岳、甲子山

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山行期間 2011年7月16日(土)
コースタイム 旧登山口(8:40)→1110m付近新道合流(9:43)→唐沢山(11:18,11:25)→三倉山(12:25)→1885m大倉山標識(13:17,13:25)→流石山(14:43,14:48)→大峠(15:33)→ヨロイ沢先の駐車箇所(16:25)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
旧登山口の標識 唐沢山山頂 三倉山山頂
茶臼岳が見える 西側の県境尾根 大倉山山頂
稜線にある「五葉の泉」 両脇がニッコウキスゲ
大峠への下り 大峠の分岐
林道終点 車両乗り入れ自粛の看板 音金稲荷神社からの音金登山口

行動記録
 朝5時に自宅を出発、福島飯坂ICから白河に向かい、白河ICから国道289号線で下郷へと向かう。Kさんとは下郷の道の駅で7時に待ち合せだったが5分ほど遅刻としてしまった。今回は縦走の計画なので車を観音沼森林公園方面に向かい、ヨロイ沢橋を渡った少し先に車をデポした。「これより先について車両の乗り入れはご遠慮ください」との看板があり、ここが大峠への登山口になっている。駐車車両はすでに15台くらい駐まっていた。次にもう1台の車で下郷町音金の登山口に向かう。
 一度標識を見逃してしまい登山口には8時30分に着いた。車は少し先に5台ぐらいは置けるだろうか。三倉山登山口の標識は結構古いものだった。8時40分出発、地図を見て分かってはいたが最初からかなりの急な登りだ。しっかり汗をかかせてもらった。それでもここ何日かの街中の猛暑に比べれば木のある登山道は涼しく感じられる。
 地形図の1050mあたりだろうか、いくらか傾斜が緩やかになる。登山道に薮が被ってくる。明日は山開きと聞いてはいたがもう整備をしなくなったのだろうかと思った。9時43分、道標のある良く整備された登山道と合流する。不思議に思ったので下山後調べてみたら今の音金登山口は音金稲荷神社から登るようになっていた。いつものことだが下調べ不足に反省。
 ロープが垂れているような急な傾斜を登りきってとようやく唐沢山の山頂に着いた。ここからは稜線上になりでまともに直射日光を受けるので十分な水分と塩分を取る。ここでもう1リットルの水を飲み干してしまった。12時25分、唐沢山から1時間程で三倉山の山頂へ着いた。結構新しい祠と標柱が目立つ。
 1888mの山頂からは多少の上り下りはあるものの基本は下りでいくらか楽に感じられるようになる。周りの山々の特定は苦手でよく分からないが県境尾根や茶臼岳などは分かった。13時17分、1885mの大倉山に到着。大倉山は栃木県の百名山にもなっているらしい。ここから大峠まではお花畑が続く。もう少し早い時期に来れば石楠花が見事だったろうと思う。今回は稜線の南側斜面にはニッコウキスゲ一面に咲いており感動せずにはいられなかった。
 流石山の山頂がもうすぐという所で山登りで初めて足に激痛が走った。膝の内側が痛くて歩けなくなった。Kさんに迷惑をかけたが残りの水を全部飲み、塩分補給、山行では初めてだが「六神丸」という気つけの薬を飲んで30分ほど休ませてもらった。休憩中こんな時にもし雷でもきたらどうしようかと心配していたが運良く天気が変わることは無かった。休憩後なんとか歩くことができるようなり14時43分、流石山到着。下りでは痛みは無かった。気分よく両脇がニッコウキスゲのお花畑の登山道を下りていく。
 15時33分、大峠に到着。右に行けば三斗温泉、直進して登り返せば三本槍岳方面だ。どちらも何れは歩いてみたいコースである。左折し林道方面に向かう。林道に向かう登山道は踏み跡が二方向に分かれた所が幾つかあり少し足を止めて地図を眺め考えたが結局刈り払いがされている道を行くことにした。15分程ではっきりとした林道になった。後は変化の無い林道を戻るだけだ。一時間弱で車デポ地に着いた。朝に駐めてあった15台ほどの車は1台も無くなっていた。Kさんの車回収しながら、音金神社側の新しい登山口を探し、登山道になっている林道を途中まで車で入ってみた。小回りの利く車なら別だが普通の車はあまり奥まで入らないほうが良いようだ。(Y.K)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青


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