Fukushima toukoukai Home page
No.4527
朝日・以東岳 1771.4m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
あさひ・いとうだけ 地形図

トップハイキング>朝日・以東岳

山行期間 2011年7月17日(日)〜18日
コースタイム 7月17日 泡滝ダム(6:44)→冷水沢(8:00,8:13)→七ツ滝沢(8:42)→大鳥小屋(10:20,10:31)→東沢(11:08)→以東小屋(14:58)
7月18日 以東小屋(5:48)→以東岳(5:58,6:01)→オツボ峰(7:05,7:14)→水場(7:47)→大鳥小屋(9:25,9:55)→七ツ滝沢(11:09)→冷水沢(11:43,11:55)→泡滝ダム(12:54)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
泡滝ダムの駐車場 泡滝ダム ここが登山口
冷水沢の吊り橋 七ツ滝沢の標柱 大鳥小屋(タキタロウ小屋)
水門を渡って進む オツボ峰との分岐 のどかな大鳥池
東沢を渡って以東岳への直登コースに入る 直登コースの途中から見た大鳥池 ようやく以東小屋が見えてきた
以東小屋 奥に見えるのが鳥海山 以東岳から小屋を振り返る
以東岳の一等三角点 オツボ峰を回って大鳥池の水門に戻った 大鳥小屋からはブナの林で暑さから解放される

行動記録
 前夜に福島を発ち泡滝ダムの登山口まで車を走らせる。着いたのは日替わりする少し前だった。車で仮眠をするが暑くて寝付かれない。朝方になって寝入ってしまったのか周りはすでに明るくなってしまっていた。登山口の駐車場には20台程度は駐めることが出来る充分なスペースがある。人気があるコースなので一杯になることもありそうだ。
 予定より1時間ほど遅れて出発、登山道は東大鳥川の左岸をトラバースして進む。1時間ちょっとで冷水沢の吊り橋に着く。次に七ツ滝沢の吊り橋へと向かう。花が出来ると写真を撮りはじめるので一向に舞え絵と進まない。午前中だし、樹林帯の中の歩きなので暑さもさほど気にならないで大鳥小屋に着いた。小屋までは水場が豊富で不自由はしない。
 小屋で水を補給してから以東小屋へと向かう。大鳥池の七ツ滝沢の水門を通り、オツボ峰への道を分けて東沢を渡ると、いよいよ以東岳への直登コースに入る。時間も11時を廻り気温も上がってきた。尾根に取り付くと急坂がどこまでも続く。標高差750mを一気に登るのだが、暑さと寝不足で熱中症の一歩手前の状態。家内に馬鹿にされながら3時間のコースタイムのところを4時間かけてようやく以東小屋にたどり着いた。前日は登山者で一杯になった以東小屋も本日の泊まりは10名ほどでゆったり、管理人さんからいただいた雪でビール(実は家の冷蔵庫に入ってた発泡酒)を冷やし表のベンチで飲んだ気分はビアガーデンで飲む生ビールよりもうまかった。夕方の景色を充分に楽しんでのんびりとした時間をすごした。
 翌日、縦走される方1名は早々と出発、残りの人は直登コースを下山する予定とのこと。確かに暑いときにはオツボ峰のコースを登って直登コースを降りた方が楽かもしれない。
 2日目は戻るだけなので明るくなってから朝食をとり、写真を撮ったり眺めを楽しんだりして6時少しに小屋を出た。小屋から以東岳へは10分ほどの登り。今日も天気が良く山を下りるのがもったいないようだ。稜線沿いに1722mピークを過ぎ、オツボ峰へと進む。オツボ峰には八久和川へと降りる登山道が道を分ける。水場を通過し三角峰をトラバースする。廻りはお花畑で写真撮りで休んでばかりいるようだ。日差しを避け樹林帯に入って大きなブナの木の下で、またのんびりと休憩。それでも大鳥小屋には9時25分に着いてしまった。花を見るのが目的で急いで帰る必要もない。小屋の前のベンチで30分ほど休んでから3時間ほどかけて登山口へと戻った。(I.I)

以東岳で出会った花 写真は拡大して見ることが出来ます
トリアシショウマ シモツケソウ ギンリョウソウ
ツクバネソウ ツツジ
イワカガミ チングルマ ハクサンチドリ
ウスユキソウ シャクナゲ ニッコウキスゲ
ウラジロヨウラク ヒメサユリ シロバナニガナ
ハクサンイチゲ ハクサンフウロ タチギボウシ
コメツガザクラ シラネアオイ アカモノ
カラマツソウ ショウキラン エゾアジサイ
キンコウカ タテヤマリンドウ ヨツバシオガマ
シロバナニガナとニガナ トラノオ マイズルソウ


概念図

トラック 登り=赤  下り=青


トップ

Copyright(C) 2011 福島登高会 All Rights Reserved.