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No.4529
三本槍岳 1916.9m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
さんぼんやりだけ 地形図 那須岳、那須湯本

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山行期間 2011年7月23日(土)
コースタイム 旧白河高原(赤面山)スキー場跡(8:57)→登山道入口(10:07,10:15)→登山道分岐(10:20)→赤面山(10:55,11:00)→前岳(11:38,11:50)→中の大倉尾根・三叉路(12:14,12:18)→清水平・北温泉分岐(12:37)→三本槍岳(13:05,13:27)→清水平分岐(13:50)→三叉路(14:09)→スキー場分岐(14:50,14:57)→林道(15:50)→県道(16:10)→旧白河高原スキー場跡(16:42)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
旧白河高原(赤面山)スキー場跡を登っていく ゲレンデ跡トップのリフト降場 ゲレンデ上部が赤面山山頂への入口
ブナ林の中の登り 少年自然の家からの道を合わせる 赤面山の1701.1m三等三角点
赤面山からのパノラマ図 上部はガスに覆われている 清水平と中の大倉尾根の分岐
三本槍岳の一等三角点 三本槍岳山頂の様子 ふとん篭で作られた登山道
中の大倉尾根にある案内図 マウントジーンズスキー場と北温泉の分岐 スキー場の中の散策路を歩く
ゴンドラの脇にある案内図 ようやく中大倉林道の起点まで降りてきた 県道を歩いて白河高原(赤面山)スキー場まで戻る
ツキミソウ
ゴゼンタチバナ オトギリソウ

行動記録
 赤面から三本槍への計画は以前から狙っていた。会の記録では赤面山までと、大峠と峠の茶屋から三本槍岳までの記録はあるが、赤面山からは空白となっていた。今日は旧白河高原スキー場(以前の赤面山スキー場)ゲレンデ跡地から登りはじめる。ゲレンデ跡地は放置された状態で河原歩きのようである。
 スキー場の最終リフト降車場からちょっと先に登山道入口の標柱がある。入口を過ぎると樹林帯の登りとなる。ブナの木が主体となるがこの樹林帯のブナの実も結実の様相を見せている。裏磐梯のブナ、浅草岳のブナも同じく結実しており、今年はどうやらブナの実の豊作年かも知れない。昨年は大凶作であったようで熊さんの出没にも影響があるのだろうか。
 少年自然の家からのルートを合わせ、樹林帯を抜けるて灌木類の草原地帯となるが、ガス雲が下がり見晴らしはいまいちである。赤面山頂上付近まで来ると霧雨状態となってきた。スキー場跡を出発して2時間、予定とおり赤面山頂に着く。
 赤面山山頂までは登山道の整備がされていて灌木類の中の登りも苦にならなかったが、前岳との鞍部への降りになると整備もあまりされてなく木々が濡れ露払いの様相、雨具着用となった。ガスがいつの間にか雨に変わった。
 前岳を過ぎた広場でランチタイムとした。その先、中の大倉尾根まではトラバースの道となるが、登山道ははっきりしているが往来する人も少ないのか登山道を歩くというより斜面を歩くといった感じで注意を要する。
 尾根道に合流すると再び整備された登山道となる。休んでいると北温泉から登ってきたグループに出会わす。沼原調整池まで行くそうで清水平手前の北温泉分岐までご一緒となる。分岐からは那須連峰のメイン通りで登山者の数も増え、登山道も良く整備されている。
 鞍部まで降り一登りすると三本槍岳の頂上である。やはりメジャーな山、頂上には多くの登山者がいる。復路は途中の赤面山との分岐まで戻り、中の大倉尾根を降る。尾根道は針金で編んだ網の中に石を入れて作られた「フトン篭」が敷き詰められていて、目つぶしに砂利が敷き詰められた登山道となる。この工法は登山道が洗掘されないで、自然に優しい工法かもしれない。反面登山者にとっては、フトン篭の上は滑りやすい。番線につまづきやすい。不安定な降りとなりあまり宜しくない。さらに降って行くとブナ中心の樹林帯となりフトン篭から解放される。
 林の中で北温泉方面とマウントジーンズスキー場の分岐となる。計画はスキー場を降って林道を進み県道に出て戻る計画である。分岐からはシロヤシオツツジのトンネルとなって花期には素晴らしいとSさんが言う。この頃より雨が本降りとなり再度雨具着用となった。
 ゲレンデにはいると道は幅広くなりチップがきれいに敷いてある。道はトラバースするようにゴンドラ乗場まで続いている。ゴンドラが運転されるのはシロヤシオツツジの春の時期と、秋の紅葉の時期だ。今の時期はゲレンデを徒歩で降ることになる。上部から一番下のゲレンデまで相当な距離を歩いてようやく林道に出る。林道から県道にでて雨の中ひたすら歩いて出発点に戻った。ゆっくり歩いたこともあって8時間ほどかかった。(S.O)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青


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