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No.4546 |
尾瀬沼・尾瀬ヶ原 |
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山行種別 |
無雪期一般 |
おぜぬま・おぜがはら |
地形図 |
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山行期間 |
2011年9月17日(土)〜18日(日) |
コースタイム |
9月17日 御池(11:10,11:45)→沼山峠休憩所(12:00)→沼山峠(12:20)→大江湿原(12:36)→長蔵小屋(13:00,13:15)→沼尻(14:00,14:15)→燧ヶ岳分岐(15:16)→見晴(15:30)
9月18日 見晴(6:26)→竜宮十字路(6:53)→ヨッピ橋(7:13)→東電小屋(7:30,7:40)→三叉路(7:56)→温泉小屋(8:14,8:27)→平滑の滝(8:41)→三条の滝(9:19,9:32)→渋沢温泉小屋分岐(10:07)→天神田代分岐(11:13)→西田代(11:35)→横沢田代(12:02)→御池(12:30) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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人がいない静かな御池 |
沼山休憩所も静か |
誰もいない沼山峠入口 |
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カウターのついた大江湿原入口 |
大江湿原入口 |
長蔵小屋の入口とカラマツ |
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昔の雰囲気を残す長蔵小屋 |
長英新道の分岐標識 |
沼尻分岐 |
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沼尻分岐にある看板 |
沼尻休憩所 |
沼尻から見た尾瀬沼 |
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尾瀬ヶ原展望 |
見晴と燧ヶ岳 |
竜宮十字路 |
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ヨッピ橋 |
東電小屋 |
東電尾瀬橋 |
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下田代よりの燧ヶ岳 |
温泉小屋手前の分岐 |
平滑ノ滝、三条滝方面分岐 |
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平滑ノ滝 |
三条ノ滝 |
帰路の小さい田代 |
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シボ沢に架かるつり橋 |
横沢田代よりの燧ケ岳 |
リンドウ |
行動記録 |
今年の夏合宿で尾瀬の沢コースと尾根コースで行く予定だったが7月末の豪雨で計画が中止となった。尾瀬沼・尾瀬ヶ原は30年位前に巡った記憶しかなく、再度計画してみた。Sさんと友人Kさんが同行するとのことで、御池集合で待ち合わせをした。
バス時間は11時45分で少し時間があった。沼山峠休憩所に降りたったが原発の影響か連休にもかかわらず人の数は少ない。私は2007年8月の赤安山・黒岩山以来である。沼山峠に向けて出発する。紅葉にはまだ早いようである。
ほとんど人とすれ違うこともなく沼山峠に着き、大江湿原目指して降る。湿原の入口に往来者のカウターが設置してあったのは4年前と変わったところである。湿原は若干早いが草紅葉が始まっている。花のシーズンは過ぎているがウメバチソウ、アキノキリンソウ、トリカブト、リンドウなどが咲いていた。
30分弱で長蔵小屋に到着する。長蔵小屋は昔の風情であるが、周辺には新しい施設が出来様変わりしている。天気予報とおり、空模様が怪しくなり雨具を着用して長蔵小屋を後にする。少し戻って尾瀬沼を北回りで沼尻を目指す。木道は小アップダウンを繰り返しながら尾瀬沼の湖畔に沿って続いている。途中長英新道の分岐点とも交差する。なにしろ昔通った道でまったく記憶にない。そうしているうち沼尻に到達する。ここもかすかな記憶しかない。トイレを所望したら入口に「大人200円」の使用料箱が置いてあり100円硬貨を2枚投入する。
沼尻から先は樹林帯で木道でなく土の上を歩いた記憶がある。記憶通りで小アップダウンを繰り返して沼尻川に沿って降って行く。イヨドマリ沢を越してその先再度木道が現れたら見晴も近い。
木道を下って行くと樹林の中に屋根が見えてきたら見晴到着である。見晴の小屋は「原の小屋」を予約していた。小屋の主人の弟、M君は高校時代の同級生で後で顔合わせしたらお互い年をとったことを痛感する。ネットで予約時調べたらSさん、Kさんらは震災被災者とのことで小屋代は半額になり、お土産、飲み物類のサービス券付きである。サービス券は即ビールに化けた。小屋の食事もこれが山小屋の食事かというくらいリッチな食事である。30年前には考えられなかったことである。
翌朝早く目覚めて早めに小屋を出発する。天気は快晴で気持ちよく草紅葉の尾瀬ヶ原を南下する。春のシーズンの賑わいとは違い、往来の少ない木道を歩いて行くと樹林帯に囲まれた沼尻川の県境を越える。すぐに竜宮小屋がある。その先の十字路を右折して東電小屋方面へ向かう。それにしても人影は少ないというより居ないに等しい。
ヨッピ橋をわたるとすぐに東電小屋になる。道はこれより尾瀬ヶ原を回り込むようになり、正面に燧が岳が目に入る。東電尾瀬橋をわたるが、7月末の雨が相当であったことがわかる。温泉小屋で小休止すると尾瀬ヶ原とはお別れである。
樹林帯の中を平滑の滝、三条ノ滝目指して下って行く。三条ノ滝からは一気に登り返しである。その後は樹林の中のダラダラした登り道となり、所々に田代が出現する。途中シボ沢に鋼製の釣り橋が架かっていたのは昔の光景と違っていた。上田代まで来るとダラダラの登り道が下り道となり、正面に大杉岳、振り返ると燧ヶ岳が目に入る。御池田代まで来るとすぐに御池の駐車場となりフャイナルである。桧枝岐村で風呂に入り、蕎麦屋でラーメンを食べて帰路に着いた。(S.O) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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