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No.4546
雨飾山 1963.2m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
あまかざりやま 地形図

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山行期間 2011年10月8日(土)
コースタイム 雨飾高原キャンプ場・登山口駐車場(7:28)→ブナ平(8:23,8:28)→荒菅沢(9:00,9:05)→笹平(10:22,10:45)→雨飾山(11:15,11:30)→笹平(11:59)→荒菅沢(12:56,13:10)→ブナ平(13:41)→登山口駐車場(14:22)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
ブナ林の登り 荒菅沢 笹平への急登
笹平から見た雨飾山 荒菅沢の源頭はスラブ 山頂手前のピーク
雨飾山の山頂 木道まで降りてくると登山口は近い 登山口にある案内図

行動記録
 前日に福島を発ち夜中の2時に小谷温泉側の登山口に着いた。広い駐車場も連休前日とあってすでに結構な車が駐まっていた。テントを張って休んでいる人もいる。翌日のために少しでも休んでおくことにする。
 朝、4時を過ぎたあたりから周りが騒がしくなって来る。もう登り始める人たちがいるようだ。この時間から登るのだから今日1日で大渚山も一緒に登るのだろう。私たちは雨飾山の往復だけなのでゆっくりと出発することにした。
 7時に起きて、身支度をして歩き出す。駐車場にはトイレと小谷温泉休憩舎がある。左手は雨飾高原キャンプ場になっていて、車はこの先進入禁止になっている。登山口の案内板とトイレの間に登山道はある。最初は少し下っていく。やがて木道になり大海川の右岸側を進む。小川が流れ、湿原の上は木道になっていて歩きやすい。しばらく進むと左に滝が見えてくる。それまで水平移動だった登山道は急坂となって尾根に取り付く。ジグザグの道を登りブナ平まで登りが続く。登山口からブナ平までちょうど1時間、写真を撮りながら小休止をとった。
 ブナ平から少しだけ急坂を登ると道はトラバースするようになる。尾根を回り込んで荒菅沢への下りにかかるところまでくると雨飾山の稜線が見えてきた。絶好のビューポイントだ。ここから10分ほどの下りで荒菅沢に着く。荒菅沢は地形図の1448m標高点のところだ。紅葉の時期とあって多くの登山者が休憩していた。ここが最後の水場になる。
 荒菅沢で5分ほど休んでから、稜線に向かって登り始める。最初から急登だ。笹平までの標高差は450mある。家内と一緒なのでゆっくりゆっくりと高度を上げる。途中に2箇所ほどハシゴがあり、朝5時から歩き始めたと団体さんとスライドしてしまい、ハシゴや岩場ごとに待たされることになった。笹平まで1時間15分ほどかかってしまったが、休んでいる時間が多かったためか、急登も苦にならないで登ってきてしまった。朝ご飯を食べていなかったので笹平で20分ほど休んで遅めの朝食をとった。
 次に雨飾山を正面に見ながら稜線を歩く。途中で雨飾温泉への道を右に分け、さらに進むと雨飾山への最後の登りにかかる。標高差70mをひと登りすると山頂に着く。右には碑の立つピークがあり、左が三角点のある雨飾山のピークになる。どちらも溢れんばかりの登山者でごった返していた。休憩するスペースが空くのを待って15分ほど休んだ。次から次に登山者が登ってくるので、次の人にスペースを譲って下山を開始した。
 笹平でも多くの人たちが休憩している。荒菅沢への急な下りは、ゆっくりと歩を進める。数珠繋ぎに登山者が登ってくるので待っている時間も結構ある。1時間ほどかかって荒菅沢へと降りた。荒菅沢では登ってきたときよりも人がいなかったので15分ほどのんびりと時間を過ごした。対岸の尾根へ登り返しトラバースの道を下りながら進んでからブナ平への下りに入る。対岸の山々では色づき始まった。紅葉の見頃は4〜5日後ぐらいだろうか。紅葉真っ盛りには少し早かったが、まずまずの景色だった。大海川沿いまで下ると、後は木道を歩いて登山道へ戻るだけだ。「1/11」の標識が出てくると登山口はもうすぐだ。
 登山口に着くと駐車場は車で一杯だった。それどころか路上駐車や駐車場手前の空き地へ路肩まで多くの車で溢れ、車が行き違うのにも苦労するぐらいだった。さすが100名山と言うべきか。日帰りでほどほどの時間で気軽に登れるのも魅力のひとつかと思う。帰りに雨飾荘でお風呂に入らせてもらおうと行ってみたが、「一杯です」と断られてしまった。しかたがないので道の駅小谷の「深山の湯」で汗を流して翌日登る予定の白馬岳の登山口「蓮華温泉」へと車を移動させた。後日デジカメのデータを整理しようとファイルを開こうとしたが、SDカードが不具合で写真のデータは壊れてしまっていた。ショック。そんなわけでHPの写真はすべて家内のデジカメの写真に取って代わられた。(I.I) 

概念図

トラック 登り=赤  下り=青

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