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No.4620
御幸山 476.8m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ごこうぜん 地形図

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山行期間 2012年4月17日(火)
コースタイム テレビ中継所保守管理道入口(12:23)→御幸山登山口・参道入口(12:36)→観世音堂(13:07,13:23)→御幸山(13:34)→テレビ中継放送局(14:03)→テレビ中継所保守管理道入口(14:22)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
下小国にある林道七ツ森線の案内板 テレビ中継所の管理道入口付近に車を駐めて歩き出す 御幸山登山道入口
参道の道祖神 山の神の石碑と石の小さい鳥居 御幸山は緑地環境保全地域になっている
観世音堂 鐘つき堂から麓を見る 20mほど離れて御神水
奥ノ院入口から山頂へ カタクリが咲いていた 山頂へは尾根伝いに進む
山頂直下の奥ノ院 山頂には三等三角点がある 御幸山の700m北方に建つテレビ中継放送局
テレビ中継局から御幸山を見る 舗装された管理道を下っていく 管理道入口の御幸山案内板

行動記録
 雨乞山を登り終えてから御幸山を目指した。115号線からだと下小国から林道七ツ森線に入ると良い。道路地図を見ながら林道起点を探す。大きな案内板が目印だ。
 林道七ツ森線をしばらく行くと、テレビ中継放送局の保守管理道が右にある。入口には御幸山の案内板もあり。道は細いが尾根まで来るまで上がることも出来る。今日は、参道から十一面観世音堂へ登り、下山に管理道を使うことにする。さっそく放射線量を計測すると3.083μSv/hだった。小国の放射線量は高いと聞いていたが、やっぱりと言った感じだ。飯舘村の西隣が伊達市・旧月舘町になるのだから御幸山の放射線量が高いのは致し方ない。車を置いて、登山口を目指して道路を歩く。道の脇には桜が植えられていて、これからの時期さぞかし見事だと思う。15分ほどで参道入口・御幸山登山口に着いた。登山口に来ても2μSv/hを下回らない。これも現実である。
 気を取り直して歩き始める。空気が冷たくなり雷が鳴り始まった。午後からは雨の予報なので、いざとなれば雨具を着けるつもりで歩き始める。去年の落ち葉を踏みながら尾根に向かって登っていく。最後はジグザグに高度を上げると参道は北に向かい、簡易トイレを過ぎると観世音堂に着く。なかなか立派なお堂である。右手には鐘つき堂があり、麓を見下ろすことが出来る。ここで遅めの昼食を取ることにする。線量は3.133μSv/hと高い。
 教えられなかったことだが第1原発が爆発したころは福島市内でも20μSv/hは当然のように超えていたのだから、それからすれば数値は低い。考えてみれば最高に数値が高いときに、雨の中で給水車の前に長い列を作っていたのだから情報が無いと言うことは恐ろしいことだ。
 少し休んでから御幸山を目指す。奥ノ院入口のところから尾根に向かって登っていく。途中カタクリが群生している。御根津谷進むと右が奥ノ院、左の踏跡が三角点のある山頂へと道が分かれる。最初に奥ノ院に行って、右側から回り込むように山頂へと登った。西側が開けて見晴らしがある。
 雲行きも怪しいので、早めに下山にかかる。下りは車も通れるほどの作業道を北に向かう。のんびり歩いて30分ほどでテレビ中継放送局のアンテナ群へ着く。御幸山をふり返ってみると木々の間からピークが見える。
 以前はテレビ中継放送局の東側が見晴らしが利いてお弁当を広げるには良かったが、長い年月の間に木々が伸びてしまったようだ。保守管理道は舗装されている。所々落石があるものの小型の四駆だったら楽に上がってこれる。ここから車を置いてきた林道七ツ森線までは15分ほどの道程である。途中コンクリートの舗装路の上でも放射線量は2μSv/hを下回ることはなかった。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青

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